2013年7月24日 (水)

バンベルクに移動し丘の上でビールを一杯==ドイツビール紀行2012(その17)==

>>前回の続き

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夕方からはバンベルクへ移動。
目指すは丘の上のビアガーデン!


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ミュンヘンからバンベルクへは、ICEで移動します。
ただし、直通列車はほとんど無く、一般的にはニュルンベルクで乗り換えとなります。
今回の列車はちょっと経由が違うやつで、ニュルンベルクへ向かうルートがちょっとしたローカル線経由となりました。よって、車体もちょっとスリムな小型のICEです。

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2013年7月21日 (日)

Freising(フライジング)でもう一軒の老舗醸造所==ドイツビール紀行2012(その16)==

>>前回の続き

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フライジングに来ると、ヴァイエンシュテファンにだけ立ち寄り、そのままミュンへンに戻る事ばかりなのですが、今回は市街地へ行ってみました。
歴史あるヴァイエンシュテファンがある町ですから、当然歴史がある街です。
ちょっと調べてみたら、現在のバイエルン州においては最も古い居住地の一つの様です。

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2013年5月28日 (火)

ビールの世界的権威「Weihenstephan」==ドイツビール紀行2012(その14)==

>>前回の続き

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ミュンヘン郊外のFreising(フライジング)は、ビール好きには世界的に知られた街です。
そこにはWeihenstephan(ヴァイエンシュテファン)があります。
Weihenstephan。正確にはBayerische Staadtbrauerei Weihenstephan(バイエルン州立醸造所ヴァイエンシュテファン)と言い、その名の通りバイエルン州が保有する醸造所です。
それだけではなく、ここにはTechnischen Hochschule München(ミュンヘン工科大学)の醸造学科があり、世界中から醸造家達が集まります。
それも街の醸造所の跡取りと言った感じではなく、世界各地のビールメーカーの醸造技師達が更なるステップアップのためにやって来る、いわばビール界の世界的権威とでも言いましょうか。
営業している醸造所の起源は、この地にあった修道院からで、その創業は1040年。
現存する世界で一番古い醸造所として知られています。

ここは醸造学科があるだけではなく、造園学科などもあるため緑豊かなキャンパスです。
Freising駅から緩やかな坂を登り、ヴァイエンシュテファンの丘を目指します。
日本の8月は、既に少し秋の気配。庭には林檎の実がたわわに実っていました。

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2013年1月14日 (月)

バンベルクからのビアライゼ Linie906編 Bischbergへ

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Bambergの市バス906系統を使ってのビアライゼです。
906はZOB(中央バスステーション)から運河沿いに西へと向かう路線です。
Gaustadt、Bischbergという集落に向かう生活路線ですが、そこには何軒かの醸造所があります。

Rathausというバス停はGaustadt集落のハズレに近いですが、その名前Rathaus(市庁舎)の通り、かつてはこの街の市役所があった場所です。(現在ではバンベルクの一部)
街の中心にビールあり、の法則通り、ここから進行方向にちょっと歩いた所にHotel und Brauereigasuthof Kaiserdomがあります。
バンベルクで一番の規模のKaiserdomの醸造所は、ここから直ぐの場所ですが、醸造所内に飲む場所はありません。ここが直営(らしい)の酒場になります。
ちなみに以前がここまでのバスを知らず、歩いてやって来ました。
(帰りはバスを拾った)
Kaiserdom に関してのページ

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2013年1月 5日 (土)

Lederer Kulturbrauerei==ニュルンベルクビール情報==

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メインサイト「ビール文化研究所」においては、何とも中途半端な形で紹介している醸造所ですので、ここでもうちょっと詳細に書きます。

Brauerei Ledererはニュルンベルクにおける最古の醸造所で、その創業は1468年。
ドイツ全体の中でもかなり老舗の醸造所と言えるでしょう。
ここを訪れたのは2004年、まだGoogleマップが誕生していない頃で、現地で人に道を聞きながら地図にあれこれとマーキングをして歩いていました。
何だか古臭く感じますが、ちょっと前まではこれが普通。

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2012年12月 9日 (日)

バンベルクからのビアライゼ Linie917編 Merkendorfへ

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(写真:Merkendorfの遠景)

917番バスはバンベルクZOBからMemmelsdorf、Drosendorfを通り、さらにはその隣のMerkendorfまで向かうバスです。ただし、通学用のバスなのか、朝晩のみの運行で、さらには土日運休という、旅人にとっては何とも使い勝手が悪いバスです。
ZOB発は平日の6:30 10:00 13:15の3本。(2012年情報)
ただし、907番バスの終点であるDrosendorfからMerkendorfまでは1時間半に一本位あります。ここで乗り換えってのも手です。

Merkendorfにある醸造所は2軒。
Brauerei HummelとBrauerei Wagnerです。
醸造所情報はこちら

■917番バス情報はこちら
Linienfahrpläneで時刻表がDLできます。
Linienverlaufspläneで地図のDLできます。

基本的には運行本数の少ない路線でまずは進み、比較的本数の多い集落を後回しにして戻ってくる、というのが一番有効です。
集落間はたいした距離が無いので、無理にバスを待たずに「歩く」「タクシー利用」。会話力がある人ならば「ヒッチハイク」という手もあります。

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バンベルクからのビアライゼ Linie907編(その2)

>>続

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この907番バスはMemmeldorf行と言いつつも、ひとつ先の集落であるDrosendorfまで行きます。ここでバスは方向転換して再びバンベルクZOB行きへ変身。

バス停の目の前にあるのが、Brauerei Göller。
1862年創業の、まぁフランケン地方では普通の古さの醸造所です。

店舗情報はこちら

この907番バスを利用法としては、
まずDrosendorfまで来てGöllerで一杯。その後、バスでMemmelsdorf Marktまで戻りDrei Kronen、Hohnの2軒をハシゴしてバンベルクへ戻る。
または、まずDrei Kronen、HohnのハシゴをしてからGöllerへ向かう、など幾つかのパターンが組めます。
休日はバスの本数が減りますが、この2集落間は1キロほどしか無いので、歩くっていうのも手です。

一番注意しなければならないのは、終バスが結構早いことです。
平日で20時。週末だと19時前には運転終了となります。
なお、Memmelsdorfの2軒は宿も兼ねているので、そこに泊まるってのもひとつの手です。

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2012年12月 7日 (金)

バンベルクからのビアライゼ Linie907編(その1)

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(写真;Luipold Strバス停付近)

バンベルク市バスの907番は、僕が一番使用頻度の高いバスです。
行き先はMemmelsdorf。
バンベルクのZOB(中央バス・ステーション)を出たバスは、常宿の近くにあるバス停Luipold Str、続いてHauptbahnhof(中央駅)を経由してMemmelsdorfに向かうため、アクセスがとても良いです。
また、そこにはお気に入りの醸造所があることから、よく利用しているバスです。
中央駅からMemmelsdorf方面へと乗る場合、駅を背に右方向に歩いて行くと、路線バスのバス停があります。
駅前に停車しているのは、中央駅始発の路線バスなので間違えない様に。

このバス路線でアクセスできる醸造所は3軒。
上手く利用する事により、簡単にハシゴが出来るというまさにビアライゼのためのバスです。
なお、以前は7番バスでしたが、ニュルンベルクとの広域交通連盟形成以降、907番バスと番号改訂がありました。
古いビアライゼレポートには、しばし7番バスとして出ていますので、ご注意ください。

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2012年12月 4日 (火)

バンベルクで愉しむ路線バスのビアライゼ Linie912編

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バンベルク(Bamberg)は言わずとしれたビール都市ですが、その大きな特徴は周辺にある小さな集落に、多くの醸造所が点在していると言うことです。
それらの集落にあるのは古くから続く家庭的な醸造所。生産量の少ない所がほとんどで、現地に行かないと飲めない様なビールが存在しているのです。
こう言ったビールの事を、当研究所では「究極の地ビール」と呼んでいます。

集落探索というと、何だか難しく聞こえますが、実際に難しいです。笑
しかし、中にはバンベルクの市バスを使って楽しめる小集落もあるのです。
市バスを使う事の最大のメリットは、「わかり易い事」そして「本数が多い事」です。
ほぼ全ての路線がZOB(中央バスステーション)を起点としており、一時間に2〜3本の運転があります。
バンベルク市内にあるZOBから出る何本かの市バスのうち、今回は912系統を紹介します。

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2012年10月12日 (金)

帰国の途==ドイツビール紀行2010(その43)==

2010年の「最終日」が記録されていませんでしたので、ここで完結させます。

>>前回の続き

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さて、2010年のビール紀行も最終日。
この日はハッキリ言って移動だけです。

慣れ親しんだバンベルク中央駅から各駅停車で出発し、いつもの様にヴュルツブルク中央駅で乗り換え。毎度の事ながら、この街をのんびりと歩く事ができません・・・・。

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混雑しているICEでは、ビストロ車両の一角にあるRestaurantの様な座席に座ります。
一応、営業中のため、最低でも飲み物位は注文しなければいけない席なので、もちろんビールを注文します。
ついでにフリカデッレも。(ハンバーグの様な物)

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Franziskanerが最終ビールとなりました。

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ビールを飲みながら、隣のオジサンと会話なんかをしているうちに、フランクフルト空港駅に到着。

今回は上海経由。
ドイツに来るのはたぶん15回目位ですけど、相変わらずルフトハンザに乗った事はありません・・・・。

渡航便の時にも報告した「入国の怪」は、帰りの便でもありました。
上海から成田行きへの乗り換えなのに、やはり「中国への入国」が行われたのです。

行きは乗り換え時間5時間だったので、それでも余裕でしたが、今回は乗り換え時間2時間なのに並ぶ並ぶ・・・。
中国への入国で並ばされて、さらにそのままグルリと「出国ゲート」へ走り、また出国で並ばされる羽目に。
さすがにタイムリミットとなったので、服務員に声を掛けて数十人飛び越えでの「出国」。

やはり怪しい。
僕の行き帰りについて2回の入出国は、「上海万博」の入場者数にカウントされていることでしょう。

ドイツビール紀行2010 完

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