2013年2月27日 (水)

Uerigeで楽しむAltとMett==ドイツビール紀行2012(その11)==

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続いて訪れたのは、名店Brauerei Zum Uerige。
当サイトで何度も紹介していますが、僕がビアライゼをするきっかけになった醸造所のひとつです。
平日とはいえ夏の夜なので、かなりの混雑を想像していたのですが、あれれ結構空いています。
基本的には店の前に置かれた立ち飲みテーブルがビッシリと埋まり、その中をビール満載の盆を持った店員さんがすり抜けていく、という光景が見られると思ったのですが。

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2013年2月17日 (日)

デュッセルドルフの古い港の隣で==ドイツビール紀行2012(その10)==

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さて、ドルトムントを離れてデュッセルドルフにやって来ました。
デュッセルドルフはライン川沿いの主要都市のひとつで、日本企業の最前線としても有名な町。同時にビール好きにとってはアルトビールの町として知られています。

当ビール文化研究所でも、ほぼ毎回のビアライゼでここを訪れているので、お馴染みの場所でもあります。
まず訪れたのは、Brauerei Zum Schiffchen。

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2012年6月 2日 (土)

フランクフルトから出国==ドイツビール紀行2007(その57最終回)==

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快速列車(RE=Regional Express)の通る路線は、いつも使っていたICEと違い、何だかノンビリした風景の街々でした。
この旅の途中に立ち寄った集落と比べれば、とても大きな街なのですが。

REはフランクフルト空港を通らずに、中央駅へ。
ここから近郊列車Sバーンに乗り換えて空港に向かいます。
その前に何となく腹ごしらえ。

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この棒をかぐや姫カットした物体は何だ?
そう思ったら買うのが僕の仕事(?)なので、購入。
マックの何とかスティックみたいな物でした。

さて、これで完全に帰路につきます。
帰国に就く最後の関門はこれ↓↓。

Flugzeig

Time to Destination(目的地までの時間) 9時間39分。
既に30分ほど乗ってから撮ったので、この時間ですが、10時間をずっとこの窮屈な座席で過ごすというのは、苦痛以外何でもありません。

ちなみに、今回も韓国経由。(ただし、いつもの大韓航空ではなくアシアナ航空)
そこからさらに2時間弱のフライトが待っています。

さて、59回に渡って展開してきた「ドイツビール紀行2007」は今回で終了です。
開始から一年以上掛かりました(爆)

前回「さらば、バンベルク!!」なんて書いていますが、
ここ1年の間に2回行きました。

(ビール紀行2007については、当初「ドイツビール紀行家 旅の手帖」で展開していましたが、アーカイブ化のため、こちらへ移動させました。更新日が2012年になっているのはそのためです)

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2011年2月20日 (日)

蒸留所改め醸造所@Recklinghausen==ドイツビール紀行2010(その8)==

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人に連れられていく、というのはなかなか面倒な事です。
いつもは自分で色々と調べ、現地で迷って辿り着く醸造所も、こうして連れてこられると一体ここは何処なのか、が分かりません。(笑)

後ほどGoogleMapで検索して、やっとその場所を特定しました。
訪れたのはRecklinghausenという街。ドルトムントに住んでいた時も聞いたことが無い街です。しかし、調べてみると人口は10万人強なので小都市という部類よりも大きい感じです。

ルール地方というのは、工業地帯だけあって歴史的に人口の流入があります。
よって、そこそこの人口を持つ都市が多いのが特徴、実際、ケルン、デュッセルドルフ、エッセン、ドルトムントなど、ドイツの人口ベスト10に入るような街が多くあります。

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2011年2月17日 (木)

工業地帯の住宅地にポツンとある醸造所==ドイツビール紀行2010(その7)==

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ルール工業地帯の最大の特徴は、味気ない街並みが多い事、しかし緑が多い事。
列車から眺める風景は、緑の中に煙突が建っている、という感じを受けます。
今回は、そんなルールの都市のひとつ、Castrop-Rauxelに行きました。

名前は知っていたのですが、訪れるのは初めてです。

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距離的にはドルトムントから10kmほど。以前、僕はドルトムントの街外れにある大学構内に住んでいましたが、そこからだと自転車で行こうと思えば行ける距離です。

しかし、なぜこの街に来ることがなかったかというと、醸造所が無かったからです。

この街に初めての醸造所として出来たのが、Brauhaus Ruetershoff。
オープンは2005年と、新しい醸造所です。

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2011年1月30日 (日)

日曜日のモーニング==ドイツビール紀行2010(その6)==

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ドルトムント市内で朝食です。
週末のカフェはどこも客の取り合いで、「Wochenende Buffet(週末ブッフェ)」などと書かれた看板をあちこちで見かけます。
10〜15€で朝食とは思えないようなメニューがどっさりのバイキングで、別料金でビールを注文して飲んでいる人も居ます。

 

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2011年1月27日 (木)

ルール地方で見つけた地域文化の中心にある醸造所==ドイツビール紀行2010(その5)==

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サッカー観戦の後、ビーレフェルトからウンナ(Unna)へやって来ました。
ウンナはドルトムント郊外にある小都市で、交通的にもほぼドルトムントと一体になっている街です。
ドルトムント市営のトラムも、ここウンナの側まで伸びていますし、ドイツ鉄道が運行するSバーンも2都市間を頻繁に結んでいます。

この街に醸造所がある事は知っていましたが、近い所はなかなか寄らないもので、数年間ほったらかし状態でした。
今回、せっかくの機会なので帰り道に立ち寄ってみます。

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Lindenbraeuというレンガ作りの建物が、ほぼ街の中心にあります。
ここが目指す醸造所です。
この醸造所は、1859年から1979年まで街の醸造所として稼働していました。
かつてはこの街になくてはならないビールだったのでしょう。
しかし、ここルール地方というのは、ドルトムントを中心に醸造所の集約・巨大化がドイツで最も進んだエリアであり、特に戦後はそれが加速して小さな醸造所の閉鎖が進んでいきました。

この醸造所も大手醸造所の市場に押されるようにして閉鎖に追い込まれたのでしょう。

しかし、この建物は街のシンボルとして残り、コンサートなどのイベントホールとしてずっと存在していたようです。
そして、2002年から、再び醸造所として復活します。

そんな街の誇りとしての醸造所に、さぁ入ってみましょう!

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2010年11月21日 (日)

街外れのアルトビール==Frankenheim@Dusseldorf

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僕のビアライゼの起源はデュッセルドルフにあります。
時期としては、1997年。ドルトムントへ留学していた頃に、毎週新聞を読みにデュッセルドルフへと行っていた際、「ついでに」Zum Uerigeという老舗でアルトビールを一杯引っ掛けるようになりました。

近くには別の店も何軒かあったので、日替わりでそれも。

そうこうしているうちに、ちょっと離れた醸造所にも「わざわざ」行ったのがビアライゼの始まりです。
それがここFrankenheim(フランケンハイム)でした。

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メインサイト「ビール文化研究所」の関連ページ

Privatbrauerei Frankenheim
Wielandstraße 16
40211 Düsseldorf

 

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2010年7月 3日 (土)

アルトビールを飲みながら、夜行列車を待つ==ドイツビール紀行2009(その10)==

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この日の夜は、デュッセルドルフから夜行列車でミュンヘンへと旅立ちます。
列車の出発時刻は23:12分。そういうときは、比較的駅の近くある醸造所「Brauerei  Schumacher(シューマッハー)」でアルトビールを飲みながら待つのが一番です。

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地図で見ても分かるように、中央駅から至近距離にあります。

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2010年6月26日 (土)

デュッセルドルフの旧市街を歩く==ドイツビール紀行2009(その9)==

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飲食店が並び、いつも賑わっている旧市街の外れにあるRatinger通り周辺は、少し落ち着きのある空間ですが、その一角にBrauerei Im Fuechschenがあります。

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さらにその近くには、Schloesser Altの看板を掲げた大きなパブが出来ていました。
伝統的なパブを想像して入ってみると、ちょっと雰囲気が違いますが、旧市街北のビアスポットとして、楽しみが増えました。

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