2013年12月22日 (日)

旅の最後は「Spezialナイト」==ドイツビール紀行2012(その32)==

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「遅れるなよ!」
とバンベルク在住の友人から前日に言われたにも係わらず、遅れました。笑

MemmelsdorfからBamberg市内へ、さらに旧市街を突き抜けて丘の上にあるSpezial Keller(シュペツィアル・ケラー)へと向かいます。ケラーとはビアガーデンの意味。
ここは、僕がほぼ毎年訪れている場所で、ビール文化研究所の「定点観測地」のひとつです。

遅れるなよ、とはこのケラーの見晴らしの良い場所を確保するのが難しく、そこをキープしておくから遅れるな、という意味でした。
空席のままにしておくと、もちろん誰かに席を譲らねばならないからです。
幸い、一緒に飲む友人の数が多くて、ギュウギュウ詰めだったため、遅れてもそれほど罪にならず。

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2013年11月17日 (日)

村祭りのブラスバンド==ドイツビール紀行2012(その31)==

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ランチをしたMemmelsdorfへ戻ります。
実はこの日、この集落ではKirchwehと呼ばれる村祭りの日。集落内の目抜き通りは歩行者天国となり、ステージが建てられ、椅子がズラリと並んでいます。
集落に近づくと、プカプカドンドンとブラスバンドの音が聞こえてきました。

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教会の前には消防団員によってKirchwehbaum(キルヒヴェーバウム)と呼ばれる木が建てられます。周辺は住民がグルリと取り囲み、その作業の様子を見守っています。

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2013年10月29日 (火)

田舎町にあるけど1308年創業の老舗==ドイツビール紀行2012(その30)==

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続いて訪れたのは、Strassgiechと言う集落にある醸造所。Zoiglstube Drei Kronen。
Drei Kronenと言う名前の醸造所は、先ほど立ち寄ったMemmelsdorfにも、そしてこの先にあるSchesslitzにも存在しています。
特に資本関係があるとか、親戚関係にあるとかと言うのはありませんが、このエリアに多い名前です。Drei Kronenとは3つの王冠の意味。これはこの地を一時的に3人の王が力を合わせて治めていた事に由来するそうです。(・・と以前聞いた気がする。要調査)

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2013年10月28日 (月)

フランケンの田舎集落歴訪==ドイツビール紀行2012(その29)==

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この日は在独中のKと、たまたまドイツ旅行中のMさんの二人と合流。
お昼前にバンベルク中央駅に集合し、まずはMemmelsdorfのDrei Kronenへ。
毎度毎度お邪魔する老舗の名店ですが、実は僕は昨日も立ち寄ったばかり。笑
ビールを飲みながら、まずはランチタイム。

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「本日のメニュー」はフライドチキン(みたいな物)のプレートだと言うので注文。
事前に大きさは?と聞いて、隣にいる人のを見せてくれたが、デカイ。
運ばれてきた時に、思わず「大きいねぇ」と言うと
「最初から言ったでしょ!」
と運んできた女性が笑いながら声を上げます。

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2013年8月31日 (土)

行き付けのDrei Kronenでモーニングビール(?)を一杯==ドイツビール紀行2012(その23)==

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雨の一日がスタート。
近所の老舗パン屋から買ってきた、バンベルガーホルンというパンでスタート。
毎回ビール紀行の際には、色々なオプションを準備しておいて、天候に合わせて選ぶのですが、この日は一日雨模様を考えて、列車+バスで回るコースをチョイス。
まずは、バスでDrei Kronenに挨拶へ行きます。

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Drei Kronenには宿近くのバス停から907番に乗って20分ほど。
Memmelsdorfという集落にあります。2004年から毎年通っている定期観測の醸造所。
早朝でバタバタしていますが、オーナー氏が出てきて、
「おう、久しぶり。明日はフェスタだぞ、来るのか??」
とお誘いを受ける。そうそう、翌日はこの集落の村祭りがあるのです。

Drei Kronenの詳細はこちら>>

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2013年8月29日 (木)

ALT(古い)という名の醸造所==ドイツビール紀行2012(その22)==

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続いてやって来たのはDietzhofと言う集落。
Forchheim郡Leutenbachに属する小集落で、人口データはありませんが、40世帯ほどありそうなので、少なくとも150人はいるでしょう。
そんな集落の中心には醸造所があり、人々に安らぎを与えています。
その集落のほぼ中心にあるのが、Brauerei Altという醸造所です。

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2013年8月26日 (月)

久しぶりに見た典型的な田舎醸造所スタイル==ドイツビール紀行2012(その21)==

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PreztfeldからLeutenbachまで、畑の中の一本道を6kmほど進みます。
両側が飼料用らしきトウモロコシが続く中、時々牧草地なども現れて、なかなか長閑な雰囲気ですが、ハエが多いのがちょっと難点・・・・。

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2013年8月20日 (火)

ここは農家か?Nikl Bräu==ドイツビール紀行2012(その20)==

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次に訪れたのは、隣の集落Preztfeldです。
距離的には4km弱の道のり。小川を越えて、線路沿いの道に沿って進みます。

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Preztfeldは人口約2500人の町で、一応Forchheim郡の中の一つの町として存在しています。この下に10個ほどの集落が属しており、一応この教会がその中心となります。

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この辺りは果物の産地です。
ドイツでは珍しい無人販売が置かれており、プラム、リンゴなどが販売されています。

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2013年8月 4日 (日)

「Sonne(太陽)」という名の醸造所@Ebermannstadt==ドイツビール紀行2012(その19)==

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今回向かったのは、Ebermannstadt(エバーマンシュタット)と言う街です。
この街はフランケン地方の中でもForchheim郡に属する街で、人口は周辺集落を含めて約7000人。
Forchheimからのローカル列車があり、約1時間でアクセスできます。
ディーゼル車がコトコトと走るのは、典型的なフランケンの田舎風景の中ですから、車窓を見ているだけでも楽しい路線です。

さて、そんな街に何しに来たかと言うと、もちろんビールを飲みに来ました。

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2013年8月 1日 (木)

ForchheimでモーニングBeer==ドイツビール紀行2012(その18)==

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翌朝は早朝からスタート。
バンベルク市内ではなく、列車に乗って30分位のForchheimに向かいます。
ニュルンベルク方向に戻ることになるため、何だか非効率的に思えますが、バンベルクに拠点を構えておくと帰った後も市内の醸造所巡りができるので、常にフランケン地方を巡る時はバンベルクに泊まります。

DB(ドイツ鉄道)の快速列車でForchheimへ。そこからはローカル線に乗り換えてEbermannstadtに向かうのですが、結構な待ち時間があります。
そこで、Forchheim市内へと向かうことにしました。

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