2013年2月13日 (水)

出発前にDortmunderをグビリ==ドイツビール紀行2012(その9)==

>>前回の続き

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ドルトムントを離れる前に、行き付けのパブでドルトムントのビールを楽しみます。

ドルトムント市内には現在Dortmunder Actien Brauerei (DAB)が巨大な醸造所を構えるのみになってしまいましたが、かつての市内にあったブランドの何種類かはそのまま引き継がれており、今日でも普通に飲めます。
それぞれの販路には、そのビールが今日でも供給されているので、一応ローカル色は強いまま合併統合されたという事が分かります。

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2013年1月30日 (水)

カレーソーセージ in Dortmund==ドイツビール紀行2012(その8)==

>>前回の続き

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ドルトムントは産業の街。
美しい旧市街があるわけでもないのですが、皆に愛される食があります。
いや、食は食でも、ジャンクフードとも言える様な物ですけど。

それはこのサイトでも何度か登場しているカレーソーセージです。
特にMarktにあるDer Turingerという店は、人気店で昼時にもなればちょっとした行列もできる店なのです。

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BVBファンショップとKronen am Markt==ドイツビール紀行2012(その7)==

>>前回の続き

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市の中心部にボルシア・ドルトムントのファンショプがあります。
毎回ここに詣でてユニフォームを購入。香川選手が在籍していた時は、随分と騒がれたのですがマンU移籍後は日本での報道も静かなもの。
2012−2013シーズンのホームユニフォームには、「M.Götze 10 」を購入。

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そして、直ぐ隣にあるKronen am Markt へ。
ここはかつてのBrauerei Kronenのマイクロブルワリーなのですが、現在ではDAB傘下に入り設備はあるものの醸造はしているのか不明。
天気が良いので外のテラス席で飲みます。

友人も「おいおい、朝からビールか・・・」と言いつつ、顔色ひとつ変えずにぐびぐびと飲みます。
Kronen am Marktについてはこちら参照
公式WEBサイトはこちら

次回へ続く>>

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2013年1月 4日 (金)

午前のドルトムント市内散歩==ドイツビール紀行2012(その6)==

>>前回の続き

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3日目の目覚めは別の家。
月曜日なのでクラウス夫妻は仕事に行くため、フリーランスで仕事をしていて月曜日は休みにしてくれてあるカイ宅に宿泊していました。

ドイツ人の休暇と言うと、夜遅くまで遊んで朝寝坊を楽しむ、というのが基本ですが、僕の場合は全く別パターンであり、朝は休暇中でも早く前日の写真整理やら、その後向かうフランケン地方の情報収集など忙しいのが現状・・・・。

朝食の後、歩いてドルトムント市内へと向かいます。

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2011年1月30日 (日)

日曜日のモーニング==ドイツビール紀行2010(その6)==

>>前回の続き

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ドルトムント市内で朝食です。
週末のカフェはどこも客の取り合いで、「Wochenende Buffet(週末ブッフェ)」などと書かれた看板をあちこちで見かけます。
10〜15€で朝食とは思えないようなメニューがどっさりのバイキングで、別料金でビールを注文して飲んでいる人も居ます。

 

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2011年1月23日 (日)

ドルトムント(Dortmund)でランチの後、車で某所へGO!==ドイツビール紀行2010(その3)==

>>前回の続き

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ドルトムントへ到着したのは午後1時頃。
ここで友人と合流し、まずは市内で昼食を摂ります。土曜日の午後だけあって、広場には周辺の集落からやって来た農家さん達が、店を構えていました。
日本では、夏真っ盛りですが、緯度の高いドイツの8月は、何だかすっかり秋の果物が揃っています。
ちょっと時間も無いため、ドイツ版の「安い・早い・美味い」で昼食を済ませよう、となりました。
それは・・・・。


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2010年6月 6日 (日)

ドルトムントの小規模醸造所==ドイツビール紀行2009(その5)==

>>前回の続き

続いて訪れたのは、旧市街をグルリと囲む環状道路の南西方向にあるHoevels Hausbrauerei です。
ここは、ちょっと高めのHoevels Bitter Bierを醸造している小さな醸造所ですが、資本的にはドルトムント唯一の醸造所Dortmunder Actien Brauereiの傘下です。

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ここは何度も訪れている場所で、いつも同じ場所に座っているオジサンがいて話をしていたのですが、今回は残念ながら不在。

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2007年3月28日 (水)

ドルトムントの「アルトビール」(?)

メインサイトの関連記事>>

醸造所の話ではありませんが、ミュンスターでのアルトビールの話が出たついでに、
もう一丁ノルトライン・ヴェストファレン州のアルトについて・・・・。

Clarissenalt
既に紹介したドルトムントでも、なんとアルトは造られています。
Clarissen ALTという赤茶色のビールです。

漫画チックなコースターに描かれているのは修道士。
昔からこの地にあったClarissen修道院で造られていたビールだということです。
ドルトムントのビールが輸送され始めたのは中世のハンザ都市の繁栄以降です。
その頃既にミュンスターでアルトが造られていたのですから、デュッセルドルフよりも
位置的にミュンスターよりのドルトムントで造られていたと言っても何の不思議はありません。

Stift_a

僕が住んでいた1997年頃までは、町はずれにあるBrauerei Stiftのブランドとし
て販売されていました。
当時のコースターには、下の方に小さく「Brauerei Stift」の文字が見えます。
しかし、StiftがKronenと合併、さらにDAB傘下に入った後のコースターには
「Hoevels Hausbrauerei」という文字に変わっています。
Hoevelsは以前このブログでも紹介したことのある、ドルトムントで唯一の小規模醸
造所です。
21世紀に入ってから、ドルトムント市内の醸造所は全てが合併し、ついに一つに
なってしまったので、小規模醸造所の整理が行われたようです。
中央の広場にあるWenkers"Kronen am Markt"も、店内に張り巡らされていたパイプ類
が撤去されていましたし・・・・・。

ちなみに、以前はDUB(Dortmunder Union Brauerei)系の店では同グループであるデュッセルドルフの「Schlosser ALT」が、DAB(Dortmunder Actien Brauerei)系の店ではこのビールが飲まれていました。

マニアックな話題でスミマセン

m(_ _)m----結構喜んでいる人がいたりして(笑)

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2007年3月 3日 (土)

地下深くで飲むビール〜Dortmund〜

Hoevels_a

ドイツナンバー1の醸造量を誇るドルトムントですが、以前から・・・というよりも以前よりも増して取り上げられる機会がありません。(笑)
この街はエクスポートビールが有名で、数十年前までは数十もの醸造所があったのですが、今では会社としては一つです。一つ。
僕がこの街に住んでいた97〜99年には、それでも何軒かの醸造所が残っていました。

一番大きなDAB(Dortmunder Actien Brauerei)と市内では一番人気のあるBrinkhof'sを醸造しているDUB(Dortmunder Union Brauerei)。市の南部に主な販路を確保していたBrauerei Stift。赤いエクスポートが有名なBrauerei Kronen。ライトなピルスナーのBrauerei Thierなどです。
街の中心部にはKronenが出店したマイクロブルワリー「Kronen am Markt」でも、当時は店内で醸造をしており、近くにある「Hoevels Hausbrauerei」とのハシゴも可能でした。

しかし、今これらの醸造所は全て合併し「Hoevels Bitterbier」を除いては「DAB」で生産されています。
2006年にDABとDUBまでもが合併したことは、僕にとって大きな衝撃でもありました。

Do_hoevels01

Hoevels Hausbrauereiは市中心部をグルリと回る環状線沿いで、ちょうど中央駅とは反対方向にあります。
かつてのThier社の社屋を使った店で、入口の屋根に使われている大きな煮沸釜が店のシンボルとなっています。
Thierの頃の醸造所は、そのすぐ裏手にあるのですが、今日ではこの空間は醸造所としては使われておらず、クラブとして週末の夜になると若者達で賑わっています。
Hoevels03_1 それでは、どこでビールを造っているかというと、店内です。
入口を背に左には軽く飲むだけのスペースとしてカウンターとテーブルが何脚か置かれておりますが、メインは正面の客室です。


Hoevels_1ここでは綺麗にセッティングされたテーブルで落ち着いて食事ができますが、そこの後ろに醸造設備が置かれています。
客はそこでの作業を見ながら食事を楽しむのです。(ちなみに食事をしたことはありません・・・)


Hoevels02 この建物、実はかなり深いです。
一度、この店の奥まで入った事があるのですが、地下4階くらいまであります。
最深部は夏でもヒンヤリとしており、ここにビールが貯蔵されています。
出荷間近のタンクから直接注いでもらったビールは、メチャクチャ美味かったです。

メインサイト「ビール文化研究所」の関連ページへ>>

ビール紀行での様子>>

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