2013年6月 1日 (土)

ヴァイエンシュテファンのビアガーデン==ドイツビール紀行2012(その15)==

>>前回の続き

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敷地内にあるBräustüberlはこの醸造所の付属レストランとして存在しています。
醸造所見学の後は、ここのビアガーデンでビールを楽しみます。

丘の上の風が良く通るビアガーデンは大賑わい。
世界的に有名な醸造所ですので、ミュンヘン観光のついでに訪れる人も多いのでしょう。平日の昼とはいえビールをガンガン飲むのは、やはり観光客です。
店内もなかなかの人気。作業服を来た人なども中で食事を楽しんで居ますが、すべてがビールを飲んでいる訳ではありません。

そう、この店は「Weihenstephanの社員食堂」という顔もあるのです。
ちょっとシステムがハッキリしませんが、社員用の「まかないメニュー」があるか、または好きな物を社員割引で買うかのどちらかでしょう。

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2013年5月28日 (火)

ビールの世界的権威「Weihenstephan」==ドイツビール紀行2012(その14)==

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ミュンヘン郊外のFreising(フライジング)は、ビール好きには世界的に知られた街です。
そこにはWeihenstephan(ヴァイエンシュテファン)があります。
Weihenstephan。正確にはBayerische Staadtbrauerei Weihenstephan(バイエルン州立醸造所ヴァイエンシュテファン)と言い、その名の通りバイエルン州が保有する醸造所です。
それだけではなく、ここにはTechnischen Hochschule München(ミュンヘン工科大学)の醸造学科があり、世界中から醸造家達が集まります。
それも街の醸造所の跡取りと言った感じではなく、世界各地のビールメーカーの醸造技師達が更なるステップアップのためにやって来る、いわばビール界の世界的権威とでも言いましょうか。
営業している醸造所の起源は、この地にあった修道院からで、その創業は1040年。
現存する世界で一番古い醸造所として知られています。

ここは醸造学科があるだけではなく、造園学科などもあるため緑豊かなキャンパスです。
Freising駅から緩やかな坂を登り、ヴァイエンシュテファンの丘を目指します。
日本の8月は、既に少し秋の気配。庭には林檎の実がたわわに実っていました。

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2013年4月21日 (日)

朝のミュンヘン散歩==ドイツビール紀行2012(その13)==

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夜行列車の旅は約8時間。
ゴトゴトと揺られながらの列車旅はノンビリとした感じがしますが、ノンビリしすぎて遅れます。よって、ミュンヘンから先に乗り継ぎ列車がある人は結構イライラするんですね。車掌さんにあれこれと時間を聞いています。
車掌と来たら結構呑気で、「たぶん大丈夫!」しか言いません。
そう、結構大丈夫なんですよ、実は。
この列車は朝早く着き過ぎない様に、どこかで時間調整をしながら走っているのでしょう。
その調整時間を削れば、おのずと到着時間は定刻になります。

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2013年1月 8日 (火)

ミュンヘンでハシゴ酒==ミュンヘンビール情報==

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「旅のついでにビアライゼ」というテーマを考えると、ミュンヘンって良い街ですね。
観光の目玉である市中心部に、美味しいビールが飲める店がズラリと揃っています。

地図はプラプラと歩いて街を見ながら、ミュンヘンのビールを楽しめる3軒です。
AはAugstiner Großgastsätte
BはWeisses Bräuhaus
CはHofbräuhaus

大きな地図で見る

なお、Hofbräuhausの直ぐ横には、Ayingerのレストランがあります。
醸造所自体は20kmほど離れたAyingの街にありますが、市場拡大のためにこうしてミュンヘンにも店を出しているのですね。
訪問記録についてはこちらを参照

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Hofbräuhausのほぼ正面になります。

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2013年1月 7日 (月)

Augstiner創業の地==ミュンヘンビール情報==

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Augstiberと言うと、ミュンヘンっ子に一番人気の醸造所。
市内の醸造所が次々と大手資本の傘下に収まって行くなか、未だに自己資本を保つ醸造所としても知られています。

醸造所自体はミュンヘン中央駅から線路を戻る方向に1kmほど歩いた所にあります。
参照はこちら
レンガ造りの立派な建物で、聳える煙突がいかにも醸造所と言った雰囲気。跨線橋を渡って線路の反対側に行くと、貯蔵庫兼ビアガーデンであるAugstiner Kellerもあり様々な形でAugstinerを楽しめますが、今回紹介するのは市内中心部にあるビアホール、その名も
「Augsitner Großgaststätten(アウグスティナーの大きな店)」

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2011年4月30日 (土)

アンデックスでビールを堪能!!==ドイツビール紀行2010(その17)==

>>前回の続き

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Andechs名物であるビール。これはBraeustueberlで飲むことができます。
Braeustueberlとは、醸造所敷地内にある「飲み処」を指す言葉ですが、Gasthof(ガストホフ)やGaststaette(ガストシュテッテ)と言った酒場や食堂を指す言葉と並んでよく使われます。

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中に入るとこんな感じ。セルフサービスのカフェテリア方式です。
手前がビール、奥に食事のブースがあります。

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2011年4月17日 (日)

ミュンヘンからアンデックスへ==ドイツビール紀行2010(その16)==

>>前回の続き

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ミュンヘンの地下ホームからSバーン「S8」に乗り換えてHerrschingへと向かいます。
ドイツではどこの街でもそうですが、列車はすぐに風光明媚な田園地帯を走りますので、風景を楽しみながらの列車度です。

・・が、夜行列車明けの体なので、車窓を見ることもなく眠っていました。

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小さな駅ですが、駅前にはタクシーが何台も連なっています。
そして、周辺にはホテルやガストホフも並んでいますので、ここがある程度の観光地であることが分かります。

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2011年4月10日 (日)

夜行列車からの朝日、そしてミュンヘンへ到着==ドイツビール紀行2010(その15)==

>>前回の続き


夜行列車の朝は早いです。
何故かって、狭い寝台から早く抜け出したいから(笑)

特に夏は日が長いため、早朝の朝日が楽しめます。これが冬だとずっと真っ暗。駅についても真っ暗なんですね。

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2010年7月18日 (日)

ミュンヘン市内、英国庭園のビアガーデンへ==ドイツビール紀行2009(その14)==

>>前回の続き

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ミュンヘン中央駅からマリエンプラッツへ。
さらに、北にあるEnglischer Garten(英国庭園)へと向かいます。
ここは他系の人にも有名ですが、ビール系にとっては広大なビアガーデンがあることで知られています。

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広大な敷地の中に、いくつものビアガーデンが存在しているのですが、今回目指したのは「Chinesicher Trum(中国塔)」。その名の通り、中国風の塔がそびえており、その周辺がビアガーデンとなっています。

実はここ、ミュンヘンに来るたびに行こう行こうと試みたのですが、なぜかいつも雨雨雨。
そんな事で、数年来の夢(?)が実現した訳です。

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2007年10月29日 (月)

かつての渓谷鉄道駅構内。柱時計もそのまま〜Isarbraeu@ミュンヘン

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ドイツ人の散歩好き、自転車好きはかなり知られています。何せ大都市でも、少し郊外へ行けば直ぐに緑溢れる平原が拡がっているので、天気の良い日には老若男女自転車でツーリングを楽しんいます。

近郊電車(Sバーン)や、バス、路面電車にも自転車スペースがあるので、これに載せてまず移動し、そこから走り出す、という人も多いです。
もちろん、自転車だけでなく、遊歩道や畑道を散歩する人も多くいます。
ドイツ人の散歩というのは、「延々と歩くこと」であり、近所をフラフラと言った感覚ではありません。僕は一度散歩に誘われたのでついて行ったら、5時間ほど歩きました。
これにはビックリ。それ以降、気合いを入れて散歩に参加していました。(笑)

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ミュンヘン中央駅からのSバーン7号線でWolfratshausen方面行きに乗り、Grosshesselohe駅に向かいます。ここはイザール渓谷の遊歩道や、自転車道といった道を楽しむ人達に人気のあるエリアで、かつてはイザール渓谷鉄道の始発駅として賑わっていました。
イザール渓谷鉄道は廃止されてしまいましたが、その駅舎が改装されて醸造所付きのレストラン「Isarbraeu」(イザール・ブロイまたはイザー・ブロイと発音)として営業しています。

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実は、この醸造所の経営母体はTraunsteinにあるHofbraeu(ホフブロイ)です。
ケルン、アウグスブルク、ベルリンなど、ドイツあちこちに新しいスタイルの醸造所を展開している同醸造所ですが、古い建物をそのままの姿で活用するなど、なかなか粋なこともやるんだな、と妙に感心しました。

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Isar004_2 煉瓦造りの駅舎の地下に醸造設備が置かれ、一階部分がレストラン・パブとして営業していますが、当時の様子をなるべく残した内装となっており、時々やってくる列車の音を聞きながらビールを飲んでいると、まさにそこは「駅の構内食堂」です。

なんでこんな所へやって来たかというと、もちろんビールを飲みに来たのですが、主目的は「散歩」でした。(笑)
当時ミュンヘンに住んでいたHさん、とその友人達が、僕のビアライゼに付き合ってくれると言いました。彼等にとってはここのビールを飲むことよりも、散歩の方がメインなのです。

ビールを飲みながら食事をすると、「さぁ、行こうか!」と数時間の散歩が始まったのは言うまでもありません。はぁ、疲れた〜〜!!!


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