「古い街の醸造所」という名前の店＝＝ドイツビール紀行２０１２（その２８）＝＝

＞＞前回の続き

続いてやって来たのは、Altstadthof。
何度か訪れている創業１９８３年と結構新しい醸造所。
ちなみに名前を直訳すると「旧市街の館」。たしかにこの建物そのものの起源は古そうです。（第二次大戦で破壊されていると思われます）
城からちょっと坂を降りた所にあるので、観光客にも行きやすい場所にあります。
実際、多くのガイドブックに載っている事もあり、世界各地のお客さんで賑わっています。

中庭はビアガーデンになっています。
路地から抜けて来ることもできるため、人がゾロゾロ・・・・。
案内人に連れられて醸造設備をひと通り見学して、そのまま席に付きました。
市内観光ツアーのルートに組み込まれているようです。

写真は中庭への通路。庭側から見ています。
この通路内もテーブルが何席かあります。どこの醸造所もそうですが、こうしたスペースはサッと飲むには最高の場所で、フラッと寄ってビールを注文し、グビっと飲んでサッと帰る、という何ともスマートなオジサンなどが必ずいます。
雨の日などは雨宿りスペースとしても良さそう。

ビールはRot（赤）、Schwarz（黒）の他、Hell（明るい）、Dunkel（暗い）と視覚的に区分されているため、わかり易いです。
その中に小分類としてBockやWeissがあります。
この日はRotをチョイス。

ほろよい気分で店を後にし、ふらふらと中央駅まで歩きます・・・・。

Hausbrauerei Altstadthof
Bergstraße 19-21
90403 Nürnberg
１１時から営業。無休

次回へ続く＞＞