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2013年10月28日 (月)

フランケンの田舎集落歴訪==ドイツビール紀行2012(その29)==

>>前回の続き

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この日は在独中のKと、たまたまドイツ旅行中のMさんの二人と合流。
お昼前にバンベルク中央駅に集合し、まずはMemmelsdorfのDrei Kronenへ。
毎度毎度お邪魔する老舗の名店ですが、実は僕は昨日も立ち寄ったばかり。笑
ビールを飲みながら、まずはランチタイム。

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「本日のメニュー」はフライドチキン(みたいな物)のプレートだと言うので注文。
事前に大きさは?と聞いて、隣にいる人のを見せてくれたが、デカイ。
運ばれてきた時に、思わず「大きいねぇ」と言うと
「最初から言ったでしょ!」
と運んできた女性が笑いながら声を上げます。

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テクテクと丘を越えて次に向かったのは、隣の集落Merkendorf。
ここはMemmelsdorfからたった2kmほどの距離であるが、2軒の醸造所が存在しています。
天気も良く、8月とは言えサラリとした風が吹く、気持ちの良い昼下がり。
男3人で集落にある小さな醸造所Brauerei Hummelへと足を運びます。

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Hummelは1556年創業の老舗のひとつ。
今までに何度か足を運んでいますが、それはここから3kmほどの所に住む友人が、この店のビールを贔屓にしているため、何度かケース買いに付いてきたからです。
ケース買いと言っても、必ず店内に入って常連さんや店員と挨拶したり、時にはコーヒー一杯飲んで行ったりするため、僕もその片隅でビールをグビグビと飲んでいました。

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天気の良い日は中庭のビアガーデンです。
この醸造所はここから数百mの所にケラー(貯蔵庫兼ビアガーデン)を所有しているのですが、この日は平日のためクローズ。
ちなみに写真左に座っている常連さんの一人は、この店の運送係のオジサン。
この日は休みでビールを飲みに職場へ来ているのです。笑
陽気な人で、
「おう、よくこんなクソ田舎まで来たな。何、初めてじゃないのか!え!Rudiの友達か!」
と大声でガハガハと笑いながらよく話します。

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そのオジサン
「オレは今夜隣集落の村祭りでチューバを吹くんだ」
と言います。そう、この日から先ほどいたMemmelsdorfではKirchwehと呼ばれる村祭りがあるのです。オジサンはそこで会場を彩るブラスバンドの一員のようです。
僕らも後で、Memmelsdorfには戻るので、その事を告げて隣の集落へと急ぎます。

 

次の集落、Strassgiechでは珍しくアポを入れてあります。

次回へと続く>>

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