ビールの世界的権威「Weihenstephan」==ドイツビール紀行2012(その14)==
ミュンヘン郊外のFreising(フライジング)は、ビール好きには世界的に知られた街です。
そこにはWeihenstephan(ヴァイエンシュテファン)があります。
Weihenstephan。正確にはBayerische Staadtbrauerei Weihenstephan(バイエルン州立醸造所ヴァイエンシュテファン)と言い、その名の通りバイエルン州が保有する醸造所です。
それだけではなく、ここにはTechnischen Hochschule München(ミュンヘン工科大学)の醸造学科があり、世界中から醸造家達が集まります。
それも街の醸造所の跡取りと言った感じではなく、世界各地のビールメーカーの醸造技師達が更なるステップアップのためにやって来る、いわばビール界の世界的権威とでも言いましょうか。
営業している醸造所の起源は、この地にあった修道院からで、その創業は1040年。
現存する世界で一番古い醸造所として知られています。
ここは醸造学科があるだけではなく、造園学科などもあるため緑豊かなキャンパスです。
Freising駅から緩やかな坂を登り、ヴァイエンシュテファンの丘を目指します。
日本の8月は、既に少し秋の気配。庭には林檎の実がたわわに実っていました。
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