出発前にDortmunderをグビリ==ドイツビール紀行2012(その9)==
ドルトムントを離れる前に、行き付けのパブでドルトムントのビールを楽しみます。
ドルトムント市内には現在Dortmunder Actien Brauerei (DAB)が巨大な醸造所を構えるのみになってしまいましたが、かつての市内にあったブランドの何種類かはそのまま引き継がれており、今日でも普通に飲めます。
それぞれの販路には、そのビールが今日でも供給されているので、一応ローカル色は強いまま合併統合されたという事が分かります。
僕がずっと好きなビールがこれ。
かつてのDortmunder Unionが醸造していた「Brinkhoff’s Nr1」。
一時は僕の主食でした。笑
このビールは今日でも人気が高く、市内に住む友人達の多くも好んで飲みます。
また、街のシンボルであるサッカーチーム、BVBことボルシア・ドルトムントのスポンサーとしても欠かせない存在で、某大手メーカーがテレビスポンサーでも、スタジアム中にはこのビールの看板が掲げられていました。
続いては、Hövels Bitterbier。
かつてはThier社の醸造所のマイクロブルワリーとして、市内中心部で造られていましたが、現在の生産量からしてはDABで造っているでしょう。
苦味が強めなラーガーで、市内ではちょっと高級なビールとして人気があります。
ちなみに、この日の朝に行って閉まっていたのは、このビールのフラッグショップです。
さて、この店はビアパブでも何でも無い、ごく普通の市井のパブです。
昼はカフェとなり、夜はパブとなり、サッカーアウェイ戦の時にはスポーツバーの様な雰囲気です。
よって、ビールはあらゆる物が置いてあります。
Schlösser Alt なんてビールも置いてありますが、これはデュッセルドルフのアルトです。
市内のDABは現在大手グループ傘下に入っており、その同系列であるこのアルトビールが置かれているのです。
Weissbier が敢えて2種類置かれているのはちょっと興味深いですね。供給元からの圧力なのでしょうか。笑
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