Augstiner創業の地==ミュンヘンビール情報==
Augstiberと言うと、ミュンヘンっ子に一番人気の醸造所。
市内の醸造所が次々と大手資本の傘下に収まって行くなか、未だに自己資本を保つ醸造所としても知られています。
醸造所自体はミュンヘン中央駅から線路を戻る方向に1kmほど歩いた所にあります。
(参照はこちら)
レンガ造りの立派な建物で、聳える煙突がいかにも醸造所と言った雰囲気。跨線橋を渡って線路の反対側に行くと、貯蔵庫兼ビアガーデンであるAugstiner Kellerもあり様々な形でAugstinerを楽しめますが、今回紹介するのは市内中心部にあるビアホール、その名も
「Augsitner Großgaststätten(アウグスティナーの大きな店)」
観光客の主な流れは、ミュンヘン中央駅から新市庁舎のあるMarienplatz方面へ、です。
歩いてもそれほど距離はありません。Uバーンに乗った場合は、Karlsplatz/Stachs、Marienplatzと短い間隔で駅があります。
Augsitiner GroßgaststättenはそのエリアのKarlsplatz/Stachs駅近くにあります。
WEBサイトには「Als alles begann(全てはここから始まった)」と書かれている通り、Augstiner創業の地の様です。
建物自体は1829年の建造。日本人的な表現だとそれはまさに「大きな洋館」という感じの建物で、様々な客間に分けられています。
Restauralt(レストラン)やBierhall(ビアホール)が我々旅行者が楽しむスペースでしょう。Saalと呼ばれる部屋は、あれこれとイベント(冠婚葬祭など)に使われる事が多く、基本的には一般客は入れないのでは、と思います。(事実関係要確認)
ミュンヘンに来ていろいろとビール巡りをしたい方も多いと思いますが、
観光ついでにあちこちを巡るとなると、この店は有効です。
醸造所まで行く時間もカットできますし、Hofbraeuhaus(ホフブロイハウス)やSchineider(シュナイダー)の直営店Weissesbrauhaus(ヴァイセスブラウハウス)も近くにあってハシゴ可能になります。
Zum Augstiner
Neuhauser str.27
80331 München
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コメント
05~06年の年越しがミュンヘンだったのですが、
Augstiner Kellerの対応には感動しました。
マリエン広場で年越後、営業してて入れるお店を探して
ようやくAugstiner Kellerに到着。
注文したヴァイツェンが出された瞬間にバーマンの方が英語で
「Well,Again Happy New Year!」と。
お陰でカウンターの方と笑顔で乾杯できて一気に空気が和らぎ、
特にお隣のご夫婦(夫アメリカ人、妻ドイツ人)が話しかけてきてくれて、思いがけなく楽しい時間を過ごすことができました。
また訪れたい場所です。
投稿: 酒乱 | 2013年1月 8日 (火) 20時40分
ごぶさたしています。法政大学出版局から『ビールを<読む>ドイツの文化史と都市史のはざまで』という本が刊行されたのを昨日発見し、早速買ってきました。これから読み進めようと思っています。
http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-27620-0.html
投稿: HIDAMARI | 2013年1月 9日 (水) 22時01分
酒乱さん>
いい思いしましたね。
年越しのマリエンプラッツって、花火とか凄そう。笑
HIDAMARIさん>
面白そうな本ですね。
僕も買おうっと。
自分のも形にしなきゃ・・・。
投稿: 小林麦酒 | 2013年1月 9日 (水) 22時06分