バンベルクで愉しむ路線バスのビアライゼ Linie912編
バンベルク(Bamberg)は言わずとしれたビール都市ですが、その大きな特徴は周辺にある小さな集落に、多くの醸造所が点在していると言うことです。
それらの集落にあるのは古くから続く家庭的な醸造所。生産量の少ない所がほとんどで、現地に行かないと飲めない様なビールが存在しているのです。
こう言ったビールの事を、当研究所では「究極の地ビール」と呼んでいます。
集落探索というと、何だか難しく聞こえますが、実際に難しいです。笑
しかし、中にはバンベルクの市バスを使って楽しめる小集落もあるのです。
市バスを使う事の最大のメリットは、「わかり易い事」そして「本数が多い事」です。
ほぼ全ての路線がZOB(中央バスステーション)を起点としており、一時間に2〜3本の運転があります。
バンベルク市内にあるZOBから出る何本かの市バスのうち、今回は912系統を紹介します。
912番バスは旧市街の近くにあるZOBを出ると、クネクネと旧市街地を走りぬけ、急な坂道を一気に登ります。
まずそこにあるのがLaurenzplatz(ローレンツプラッツ)。バス停の目の前にはBrauereigasthof Greifenklauです。
続いてバスはバンベルク市街を抜け、集落部に差し掛かります。
まず停車するのはDebringという集落。
Debring Würzbuer Strというバス停がその集落の入口です。
このバス停近くにあるのがBrauerei Gasthof Müller。1699年創業の老舗醸造所です。
→当時の旅の記録はこちら
なお、バスを降りたらそのまま次のバス時間をみておきましょう。
再びバスに乗ります。
バスはDebringの集落を抜け、いくつかの集落を更に抜けるとMühlendorfという集落に入ります。
まず停車するのはMühlendorf Ostteilですが、ここは集落の中心から少し外れた場所。
次の停留所Mühlendorf Neukircheで降ります。
そうするとそこにはMühlenbräuという醸造所があります。
→当時の旅の記録はこちら
路線バスの旅は決して難しくはないのですが、集落では英語はほとんど通じない、という事だけは覚悟してください。
なお、僕の場合はまずMühlendorf 、次にDebringという順番で周りました。
バスの方向が変わるだけです。
■バンベルク912番バス詳細■
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