フランクフルト空港駅のホームにて==ドイツビール紀行2012(その3)==
>>前回の続き
「ピーピーピー・・・・・プシュー」っとICEのドアは締まりました。
その様子を、僕はホームで眺めることになります。
そう、タッチの差で列車は走り去りました。
う~ん、残念。あと15秒早ければ他のドアは閉まっていても車掌さんがいたドアからは車内に入れたでしょう。
ここに至るまで、歩きながらとは言え写真を3枚撮りました。
これが致命傷だったのは明らか。笑
しかし、天も味方についていた様です。
一時間後かと思った次のドルトムント方面の列車ですが、この日は不定期列車の運転日らしく、30分後にはやって来ることが判明。
ドルトムントに向かうルートはいくつかあります。
一番オーソドックスなのは、ケルンまで新線で行き、そこからデュッセルドルフやエッセンと言った街を経由してのICE。
もうひとつはケルンからヴッパー川に沿ってWuppertal(ヴッパータール)、Hagen(ハーゲン)と言った街を経て走るルート。
そして、一番時間的に贅沢なのは、フランクフルトからWiesbaden(ヴィスバーデン)、Kobrenz(コブレンツ)、Bonn(ボン)と言ったライン川沿いの街を経由して走る旧線ルート。
点在する古城、斜面に拡がるブドウ畑を眺めながらの列車旅になります。
前回2010年のビール紀行では、敢えてこの贅沢ルートで旅しました。
時間を取るか、車窓を取るか・・・・・今回は到着時間の関係で時間を取ります。
まずは列車に乗ってヴァイスビアでひとり乾杯。
ドイツの長距離列車には、かならず食堂車かビストロカーが付いているのが羨ましいですね。
価格はちょっと高めだけど、まぁ一般的な価格なんで問題無。
車窓を眺めながら、グラスに注がれたビールを飲む。
たったこれだけの行為ですが、日本ではなかなか出来ない事もあって、ドイツに行ったら是非やっていただきたいと思います。
Bochumボーフム側からドルトムント中央駅に入ってくる際に、右手に昔あったDortmunder Union醸造所の「U」の看板が見えます。
21時半頃にドルトムントに到着。
次回へ続く>>
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「013 ドイツビール紀行2012」カテゴリの記事
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コメント
いつも楽しく読ませていただいてます。
ドイツに着いた日の移動、悩みますね。
僕の場合、アシアナでフランクフルトに到着後、そのままWuerzburgまで移動し、そこで1、2泊しています。
あとは主にバイエルン州を旅するので、レールパスは使わず、DBのネット予約チケットとバイエルンチケットで動いています。
ところでこのDBのネット予約チケット、これまでは何事もなく予約した列車に乗れているのですが、もし乗り遅れたらどうなるんでしょう?いくらか追加料金払えば次の列車に乗れるのでしょうか?
一度、フランクフルトに早く着いたため、1時間ぐらい前のICEに変更したのですが、この時は二人で60ユーロぐらい払って変更できました。
この時も、Sバーン、REにはネット予約チケットで乗車できたのでしょうか?
投稿: NORI | 2012年12月21日 (金) 12時47分
NORIさん>
ビール文化研究所へようこそ!
ドイツ到着日って本当に悩みますね。
フライトの到着時間やら、荷物の混み具合など様々な理由でまともに進みません。
DBのネット予約チケットは使った事がありません。
確かこれ、指定列車以外は一切の変更が不可だったと思います。→だから安い
◯誰かこれでトラブった経験お持ちですか?
あったら書き込みしてください。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: 小林麦酒 | 2012年12月22日 (土) 21時48分