« 2012年1月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年2月26日 (日)

連続する5kmの醸造所連鎖とBrotzeit==ドイツビール紀行2010(その41)==

>>前回の続き

バンベルクの北部エリアは結構な工業地帯であり、多くの企業が並ぶ工業団地などもあります。それらの企業に働く人々がバンベルク市内のみならず、このエリアの集落にも多く住んでいます。

R0019017

何年か前にバンベルク市内で知り合ったビール好きの若者。今日ではバンベルク市内に暮らしているのですが、いつも家で飲むビールは地元のビール。その地元とはバンベルクから5kmほど離れたKemmern(ケンメルン)・・・・・5kmほどでも地元愛、地元の醸造所への愛情があるというのがさすが、ローカルビール大国ドイツです。
彼の愛する醸造所がBrauerei Wagner(ワーグナー醸造所)。結構あちこちにある名前の醸造所ですが、近くの集落だと親戚の可能性があります。
ちなみに、この近くだとMerkendorfという集落にも同じくWagnerを名乗る醸造所があります。距離的には・・・・・5km。う〜ん、近すぎますなぁ。

2

 

 

続きを読む "連続する5kmの醸造所連鎖とBrotzeit==ドイツビール紀行2010(その41)=="

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年2月 9日 (木)

メニュー解読==自家製

Dsc_0133

ドイツはハム、ソーセージが充実した国。
街角の肉屋さんには様々な形をしたハム・ソーセージが並んでいます。

ガストシュテッテ(食堂)では、それらを仕入れてメニューに載せている事が多いのですが、中には自家製を売りにしている店もあります。

 

キーワードは
Hausgemacht(ハウスゲマハト)
又は、Selbstgemacht(セルブストゲマハト)


Hausgemachtは「我が家で作ったよ」、Selbstgemacht「私が自分で作ったよ」と言った意味ですから、共に「自家製」という事で良いでしょう。

さて、ここまでは食品の話。
これがビールの場合は、
Hausgebraut(ハウスゲブラウト)
又は、Selbstgebraut(セルブストゲブラウト)

となります。
「醸造する」と言葉はドイツ語で「brauen(ブラウエン)」。この過去完了(?)が「gebraut(ゲブラウト)」ですので、それに接頭語をつけて単語が完成。
同じく、「自家製」と訳しておけばいいです。
(ドイツ語詳しい方、これでいいよね?)

自家製・・・それは店の誇りです。
注文の時にそれを指摘すれば、きっと会話も弾むでしょう。
ドイツ語が分からなくても、
「オー! ハウスゲマハト!! ブラボー!!!」
とでも言いながら親指を立てれば、店員さんは喜びます。

知っている単語のみで人を喜ばせる事はできます。笑顔も忘れずに。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2012年1月 | トップページ | 2012年4月 »