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2011年12月17日 (土)

肉屋兼雑貨屋兼醸造所を再訪==ドイツビール紀行2010(その38)==

>>前回の続き

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まず訪れたのは、前日にウロウロしていたStaffelsteinから数キロに位置しているUetzingです。ここは昨年訪れた場所ですが、再訪問をします。
マイスターに挨拶をすることと、この日車を運転してくれている友人にも、是非この場所を教えたくてやって来ました。

店は相変わらず小さな看板が出ているだけですが、当地では数少ない商店の一つなので看板の有無はあんまり関係ありません。
この日はカレージにある小さなビアガーデンで、数人がビールを楽しんでいました。

ここHausbrauerei Reichertは「Metzgerbräu(肉屋醸造所)」と名乗っているだけあって、そうですお肉屋さんなんです。
ただし、肉だけを売っている訳ではありません。
そこはソーセージやハムと言った加工品の他、野菜、果物、パンやパスタ類、さらには缶詰、調味料、石鹸、歯ブラシなどなど・・・・・と、まさにコンビニ状態の店です。
その一角に、小さな醸造設備があり、ビールを作っているのです。

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「え〜と、・・・ビールでいいかい?」
談笑していた一人が、僕達を見つけて声を掛けてきました。
お客さんが店番をしている様な、なんともノンビリとした雰囲気です。
バンベルクに住むその友人も、この雰囲気にはビックリでかなり戸惑っている様子。(笑)

以前訪れた時はガレージにテーブルはなく、並べてあった椅子に座ってビールを飲むだけ。そして、ビールサーバーも地階にある店に置かれ、それを自分で取りに行くスタイルでした。
一年でグッとビアガーデンらしく(?)なった感があります。

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ビールはデュンケルの一種類のみ。
グラスとジョッキ、両方ありますが、別に意味は無くたまたま手にした物にビールを注いでいるだけです。

ビールをチビチビ飲んでいると、ちょうどオーナー氏が燻製工房から出てきて、こちらに気付きました。
「おお、久しぶり!またバンベルクに来たのかい?」
覚えていてくれた様です。
立ち話であれこれとビールの話をします。
この週末にStaffelstein周辺の醸造所が集まり、「ビアフェスティバル」みたいな催しを初めて実施すると言うではありませんか。
う〜ん、残念。それは帰国の日です。

企画の成功を祈願して、ガッチリと握手を交わし次の醸造所へと向かいます。

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Hausbrauerei Reichert
 
  Uetzinger Metzgerbräu
  Stublanger Str. 2 
  96231 Bad Staffelstein-Uetzing 

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前回の訪問記録はこちら

次回へと続く>>

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