常連サンが楽しむ、ここだけのビール@Nedensdorf==ドイツビール紀行2010(その33)==
まず訪れたのは、Nedensdorfにある醸造所Brauerei Reblitzです。
創業は1805年。200年ほどの歴史がありますが、まぁこの辺りでは平均的な古さの醸造所です。
典型的な田舎の醸造所で、写真の左にあるのが醸造所、右がガストホフ(パブ・レストラン)です。
さて、まずはビール。
シーズンビールが何種類かありますが、基本的にこの店の定番は「Dunkels Lager」です。
フランケン地方で古くから造られているオーソドックスな味。
0.3L 1.5€、 0.5L 1.9€、 1.0L 3.3L(2010年8月)
常連さんも、もちろん定番ビールを飲んでいます。
・・と言うか、このオジサンに
「この店の定番ビールはなんだい?」
と聞いたのです。
すると、色々と会話が始まり、なかなかビアライゼに有意義な情報を教えてくれます。
続いてヴァイスビア。
0.3L 1.5€、 0.5L 2.1€。
フランケンの田舎らしく、瓶ではなく樽(Von Fass)の逸品。
ビールの種類が少ないと、それぞれの回転がいいため、常に良い状態のビールが楽しめるという利点があります。
この店の場合は、全てが樽ですが、種類が多い店の場合、回転が悪いビールを思い切って瓶売りにする、という手法が取られている店も多くあります。
さて、これらのビールはこの醸造所でしか飲めません。
いわゆる「究極の地ビール」です。
もし持って帰りたい場合は、通い瓶を買って持ち帰ります。
飲んでいるとちょうどそんなオジサンがやって来ました。
ヴァイスビアを瓶に詰めて持ち帰るようです。
写真をあれこれ撮っていると、常連サンの一人が
「オレは隣の集落の者だが、そこにもガストホフがあるぞ。来るか?」
と言います。
この日は、その集落にある2軒にも寄る予定なので、再会の約束をして店を出ます。
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Brauerei Gasthof Reblitz
Am Mahlberg 1
96231 Bad Staffelstein-Nedensdorf
Tel: 09573 96500
火〜金 16時〜
土 15時〜
日・宿 10時〜
月曜 定休日
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