小さくても「皇帝」という名の醸造所==ドイツビール紀行2007(その43)==
Grasmannsdorfにある醸造所、Brauerei Kaiser。
「皇帝」という名の醸造所です。
上の写真がブラウエライ・ガストシュテッテ(レストラン兼パブ)であり、下の写真が道の反対にある醸造所。
人口250人ほどの集落の割には、しっかりとした店構えです。
ちょうど夏のビアガーデンを準備している最中らしく、ブラウマイスターらしき男性が、外にカウンターを設置していました。
店内でビールを注文。
木樽ではなく、一般的なビールサーバーでの提供は、フランケンの田舎では珍しいかもしれません。
何でも、内装は最近改装したとの事ですが、なるほど確かにどこもピカピカしています。
後ろに並んでいるのは、常連さん達のビアジョッキで、色も形も様々です。
午後の遅い時間ということもあり、店内にはオジサン達がたくさんいました。
皆、この集落の人達です。
農家なのでしょう、朝から働いて夕食前にビールを一杯って感じです。
黒髪の東洋人があれこれと写真を撮っている姿を遠まわしに眺めています。
で、こちらが視線を合わせると、サッと他の方を向いてしまうんですね。
結構人見知りするタイプが多いようです。
そんな事をやり取りしながら、こちらから話掛けてみると、やはりペラペラと大声で話始めます。
僕は、一応ドイツ語が話せるので、そんな時は便利です。
オジサン達も「おお、ドイツ語を話すのか!」と一応驚いてくれます。
そしてしばらく話しをした後、写真を撮らせて貰います。
さて、さっそくビールを飲みます。
この日に飲めたビールは、ヘレス、ヴァイスの2種類。
これらのビールはこの場で飲まれ地得るだけのいわゆる「究極の地ビール」。
オジサン達は飽きもせずにこの集落のビールを飲み続けているかというと、
実はそうでもないようです。
たまには隣の集落へビールを飲みに行くことあるようです。
そりゃそうだろうな。
Brauerei Kaiser
Nr.9 96138 Grasmannsdorf
www.brauerei-kaiser.de
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