雨のバンベルクを散策==ドイツビール紀行2010(その30)==
朝から結構まとまった雨です。
そういう日はあまり無理せずに、バンベルク市内をフラフラと観光をしたり、定点観測も兼ねて市内にある醸造所を巡ったりするのが良いですね。
市内にとどまらず、市バスで行ける範囲へ足を運ぶ事も視野に入れて、地図と睨めっこしながら朝食を摂ります。
さて、ここで活躍するのが、「Bamberg Card」という一枚のカードです。
バンベルク市内の市バス券の他に、市内各所の博物館や美術館の入場料、新聞一日分(提携キオスクで受け取り)、さらに1〜2時間の市内ツアー参加権付き、というなかなかの物。
(2011年8月現在で9ユーロ)
有効期間は購入日と2日間だから、朝買うと丸々3日間使えることになります。
バスの一日券(Tageskarte)が7ユーロだから、3日券+色々とおまけ付き、という事でかなりお得なチケットです。
ただし、バスの一日券は一枚で大人2人まで使えますので、どちらがお得かは熟考する必要もあるでしょう。
まずは、雨のバンベルクを市バスで丘の上まで登ります。
やって来たのはSt.Michael Kirche(聖ミヒャエル教会)。バンベルクのシンボルである何本かの塔の一つです。
ここに来たのは、フランケン醸造博物館(Fraenkishcer Brauerei Museum)訪れる事が目的。敷地の中にそれはあります。
毎年来ているバンベルクですが、ここは10年ぶり位になります。(笑)
何で10年も来なかったのか、と考えながら入口へと向かいます。
(※この旅は2010年の話です。この当時、Bamberg Cardにはフランケン醸造博物館の入館料が含まれていました)
グルリと回廊の様になっている教会の敷地の一角に、フランケン醸造博物館があります。
この敷地自体が丘の上にあるため、この入口から地下が博物館のメインです。
営業時間は水曜から日曜の午後1時から5時。
そうでした、思い出しました。この営業時間の短さが10年来ていない理由でした。
基本的にバンベルクは泊まる街。
ここを拠点にして、僕は周辺の集落巡りをしているのです。よって、朝か夜しかバンベルクに居ない・・・・。午後から夕方まで営業のこの博物館には、なかなか来れない訳ですね。
天気が良い方向に向かわない場合は、またここに来ようと決め、広場を去ります。
大聖堂まで戻り、その横にあった歴史博物館に入り、改めてバンベルクについて勉強します。
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コメント
ビールについては、フランケン地方のほうが格段に充実しているねえ。ちょっと遠いけど早くに行きたいなあ。
投稿: dunkel0227 | 2011年9月12日 (月) 02時27分