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2011年7月18日 (月)

デュンケルのみを醸す醸造所と「都市のソーセージ」==ドイツビール紀行2010(その26)==

>>前回の続き

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集落の中を進むと、何となく麦芽の匂いがして来ました。
近くに醸造所がある証拠です。
小さな看板がひとつ出ているだけ、Brauerei Hofmannはそんな小さな醸造所でした。
創業は1897年ですから、フランケンの中ではかなり新しい部類の店ですから、おそらく創業当時から使われている建物でしょう。

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道路沿いにあったのはあくまでビールを醸す醸造所。
ビールを飲むためのガストホフは、道の反対側の大きな敷地の奥の方にありました。
小さな正面玄関を通らずに裏手に行くと、そこにはビアガーデンがありました。
夏の日は、やはりビアガーデンに席を陣取るに限ります。

クスクスと笑う声がします。
従業員の女の子達が、僕のTシャツに書かれた「Ich bin ein Bierfotograf(私はビール写真家です)」という文字を見て笑っているようです。
オイオイ、客を見てそんなに笑うなよ、と言いたくなりましたが(笑)、それをチャンスとばかりに
「僕はそんな者だから、写真をパシャパシャと撮らせてもらうよ〜」
と声を掛けます。

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さて、ビールを注文。
Von Fass(樽から)のビールはこの醸造所が醸すHoffmannstropferと言われるビールのみです。それもフランケン伝統のデュンケルというのが、またまた良いですな。
一応ヴァイスビアもありますが、こちらはバンベルクとバイロイトの中間にあるKulmbachの物を仕入れての販売。
Hofmannstropfer 0.5L 1.9Euro
                           0.25L 1.2Euro

Kapuziner Weizen 0.5L  2.3Euro
                           0.3L  1.6Euro

このKapuziner Weizenは日本でも購入可能です

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続いて、小腹は減ったのでBrotzeit(ブロートツァイト=軽食)を注文します。
気になったのはStadtwuerst(都市のソーセージ)。名前だけみると「???」ですが、そういう物を注文するのが僕のビアライゼの流儀。

楽しみに待っていたら、ただのWuerstsalat(ソーセージの薄切りを並べた物)が出ていきました。
がっかりだけど、これもフランケンの定番料理のひとつだからヨシとします。

Brauerei Gasthof Hofmann
Hohenschwaerz 16
91322 Graefenberg
Tel: 09192 251
営業時間 月曜15:00〜
     水曜から日曜9:30〜
定休日 火曜

次回へと続く>>

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