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2011年7月 7日 (木)

醸造所と城壁横の酒場==ドイツビール紀行2010(その24)==

>>前回の続き

さて、Graefenbergに戻り、もう一軒の醸造所へと向かいます。
Weissennoheへは坂道を一気に下ったために数分も掛からずに着きましたが、今回はその逆という事で、エッチラオッチラと坂道を登って行きます。

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Brauerei Friedmannは1852年創業の小さな醸造所です。
町の中心部から数百メートル離れた所にある近代的な建物です。
裏側は斜面になっており、そこにも醸造所の建物が建っていましたのでおそらくケラー(地下の貯蔵庫)か何かになっていると予想されます。

さて、ここは醸造所と販売所のみで、ガストホフは別の所にあります。

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かつて城壁に囲まれていた頃の門のすぐ横。
何軒かのガストホフが並んでおり、それぞれに小さいですがテラス席もあります。
夕方以降が賑わうのでしょう。

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さっそくビールを注文します。
3時間ほどの間に3軒目、4杯目のビールになります。(笑)
知っている人は知っていますが、僕はそれほど酒に強くありません・・・・

注文したのはHell 0.5L 1.9ユーロ。
この醸造所の基本ラインナップは3種類。
Pils 0.4L 1.9ユーロ
Hell 0.5L 1.9ユーロ
Dunkels 0.5L 2.0ユーロ

ピルスとヘレスが同居している場合があるのが、バイエルン、しいてはフランケン地方の特徴のひとつと言えるでしょう。
この醸造所でピルスとヘレスで値段は同じなのに量が違うのは、おそらく以下の理由でしょう。
・香りを楽しみやすいピルスナーグラスを使用(0.4Lの物)
・香りを高めるため、ヘレスよりピルスナーの方がホップの量が多い。(または高級なホップを使用)

上記のラインナップは「Von Fass(樽出し)」の物。
それ以外に瓶ビールもありました。

Lager 0.5L 2.0ユーロ
Weizen Hell 0.5L 2.2ユーロ
Malsel Light(Weizen) 0.5L 2.2ユーロ
Tucher ノンアルコール 0.5L 2.2ユーロ

Lagerは店によってはHellとして売られている事が多いのですが、ここは瓶ビールはLager、樽出しはHellと区分しているようです。
Weizenは瓶のみ。こういう醸造所は結構多いです。
サーバーの数の関係か、売れ行きの問題か不明ですが、店としては瓶売りの方が格段に楽なのは間違いありません。(近くで作っているのだから、もちろん新鮮ビールが入っています)

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店内はフランケンの基本形であるウッディな感じ。
改装してまだ新しいのか、白木が目立ちます。これが年輪を重ねるにつれ、黒光りしてくるのでしょう。

Friedmann's Braustueberl
Bayreuther Str14
91322 Graefenberg
Tel: 09191 99 23 18
公式サイト
月・火休み
営業時間 AM10:30〜

次回へと続く>>

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