Forchheimからのバスはフリー停車の貸切バス??==ドイツビール紀行2010(その20)==
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さて、6日目にしてやっとこの旅のメインになってきました。
この日からはバンベルクを拠点に、周辺の村々を回ります。
周辺と言っても、Forchheimまでまずは列車で移動。
そこからバスでGraefenbergへと向かいます。
こういう時、インターネットが力を発揮します。
事前にForchheimからのバスの時間を調べ、それに合わせてビアライゼの工程を組みます。この日は、Graefenbergにある2軒の他、その隣の集落にWeissnohneの修道院醸造所、さらに2軒を組、最終的にはEbermannstadtまで自転車移動して列車で帰ってくるか、またはどこかでバスを見つけたらそれでForchheimまで戻ってこよう、というのが大まかなスケジュール。
友人から借りた自転車をバスに載せて備え付けのバンドで固定。
しかし、なかなか上手く固定されないため、横倒しの状態で自転車を置きます。
幸い乗客は僕一人。
自転車を横倒しにするよ〜、と運転手に声を掛けたことにより、ちょっと話をすることになりました。
バスの運転手というのは、地元の人であることが多く、そのため醸造所情報も豊富に持っています。あれこれと話しをしていると。
「ちょっと待った、停まるぞ」
と小さな集落のバス停で、客の乗降も無いのに停車して、運転手が降りてしまいました。
2〜3分して戻ってくると。
「すまん、すまん。ちょっと昼食のパンを買ってきた。ここのパンが美味いんだ。ハハハ」
と言う事でした。
一番前の席に陣取り、あれこれと写真を撮っていると、ホップ畑が見えました。
ホップの産地はバイエルン州であると、やはりハラタウ地方が有名です。
ICEでIngolstadt(インゴルシュタット)辺りを走っている時には、あちこちにホップ畑を目にしました。
同じフランケン地方ですと、Spaltという町が、Spalter Spalt(シュパルター・シュパルト)という品種の産地です。
そんな事を話しながら走っていると、バスは適当に広い路肩で停車。
「ここなら停まれるから、写真を撮ってこいよ」
と運転手さんが何と臨時停車。(笑)
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