港町の古い醸造所==ドイツビール紀行2010(その13)==
Groeningerはかなり古い建物。建物の建造は定かではありませんが、13世紀頃からこの地でガストホフとして存在していたようです。(何度か建て替えがあったかと思われる)
醸造所としては営業をしたのは、18世紀終わり頃からで、1983年頃に一度中断されていたのですが、店内改装を経て復活。現在に至ります。
この店の売りは、地下(Keller・ケラー)にあります。
白亜の建物の左にあるのが、地下への入口。
ここには醸造設備が並んでいます。
かつては醸造所と貯蔵庫だったかと思いますが、現在ではこの奥にかなりの数のテーブルと椅子が並び、地下のビアホールと化しています。
ビアホールはず〜と奥まで続きます。ず〜と。
そして最後はここに出ます。
こちらの方が立派なので、こちらが表口なのでしょうか?
一区画の端から端まで地下で繋がっている事になります。
ちなみに、前回の時は別の醸造所と思い込んでいました。
ビールは二種類。Pils(ピルス)とWeizen(ヴァイツェン)です。
暗い場所で撮っているため、何となく赤褐色ですが、上の写真はピルスです。
0.2L 1.9ユーロ/0.4L 3.8ユーロ
ヴァイツェンはWeissbier(ヴァイスビア)と呼ばずにヴァイツェンと呼ぶあたりが何とも北ドイツらしいです。 0.5L 3.7ユーロ。
ちなみに0.5Lしか価格設定が無い、という事は、これは樽から注がれるのではなく、瓶売りのみと言う事になります。
さて、ここは一応メニューも多くありますが、基本的にはセルフサービスのカフェテリア方式です。
写真は醸造設備横に設けられたカフェテリアコーナー(?)。
ここで女性定員に何を欲しいかと告げて皿に盛ってもらい、最後に精算します。価格は量り売りとなります。
ちょっと語学力がいるかと思いますが、まあ指で差して欲しい顔をすれば何とかなるでしょう。
レバーケーゼ(Leber Kaese)とジャガイモ焼き(Bratkartoffel)をチョイスしましたが、うーん、何となく彩りがありませんね。
さて、ほろ酔いになった所で、ちょっと街を散歩しましょう。
次回へと続く>>
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