香川のゴールとドルトムントの未来==ドイツビール紀行2010(その4)==
>>前回の続き
(今回のネタは、2010年8月の話です)
ビーレフェルトは昔友人が住んでいたために何回か訪れたことがありますが、もう10年も前の話。当時はAachenからやって来たいたRE(Regiaonal Express=地域快速列車/ただし当時はSE、Stadt Express=都市間快速列車と呼ばれていた)が全てビーレフェルト行きだったため簡単にアクセス出来たのですが、何にも無い工業都市に用がある訳もなく、その後は一度も訪れていません。
この都市にある26000人収容の小さなスタジアム、シュコ・アリーナは住宅地の一角にありました。ドイツに限らず、ヨーロッパの各地にこの様な住宅地に埋れたスタジアムが存在します。探す過程から実に面白いため、僕はこういうスタジアムが大好きです。
今回はプレシーズンマッチと言う事で、2010−2011シーズンを2部リーグで戦うアルメニア・ビーレフェルトです。監督は何とクリスティアン・ツィーゲ。
ドルトムントは近所のチームと言う事でバスでやって来たのでしょう。ドルトムント・サポーターも多く見られます。
僕はと言えば、ドルトムント市内で今シーズンからプレーする「KAGAWA」のユニフォームを調達してスタジアム入しました。
1994年からずっとドルトムントのユニフォームを買い続けており、これで18枚目位かな?
まさか、日本人がやって来るとは思いませんでした。
さて、この2010年8月。
移籍してきたばかりの香川は、既に2〜3点を決めている段階でしたが、それはプレシーズンマッチでの話。まだドルトムントサポーターは
「本当の実力はどうなんだ?」
と、疑心暗鬼で彼の活躍を見ている感じでした。
そして、この試合でも1ゴール。
見事です。
周辺にいたドルトムント・サポーターが、日本人の僕に
「なんであんな凄い選手がワールドカップにエントリーされていなかったんだ?」
と質問してきます。
2010−2011シーズンの開幕以降の香川選手の活躍はご存知の通り。
「いずれはスペインへ〜」
なんて言わず、またドルトムントの全盛期を越えるような時代にしてほしい、と思う日々です。
(僕がドルトムントに住んでいた1997〜99は、ドルトムントはチャンピオンズ・リーグを勝ち、さらにトヨタカップで世界チャンプにもなりました)
次回へと続く>>
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