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2011年1月30日 (日)

日曜日のモーニング==ドイツビール紀行2010(その6)==

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ドルトムント市内で朝食です。
週末のカフェはどこも客の取り合いで、「Wochenende Buffet(週末ブッフェ)」などと書かれた看板をあちこちで見かけます。
10〜15€で朝食とは思えないようなメニューがどっさりのバイキングで、別料金でビールを注文して飲んでいる人も居ます。

 

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2011年1月27日 (木)

ルール地方で見つけた地域文化の中心にある醸造所==ドイツビール紀行2010(その5)==

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サッカー観戦の後、ビーレフェルトからウンナ(Unna)へやって来ました。
ウンナはドルトムント郊外にある小都市で、交通的にもほぼドルトムントと一体になっている街です。
ドルトムント市営のトラムも、ここウンナの側まで伸びていますし、ドイツ鉄道が運行するSバーンも2都市間を頻繁に結んでいます。

この街に醸造所がある事は知っていましたが、近い所はなかなか寄らないもので、数年間ほったらかし状態でした。
今回、せっかくの機会なので帰り道に立ち寄ってみます。

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Lindenbraeuというレンガ作りの建物が、ほぼ街の中心にあります。
ここが目指す醸造所です。
この醸造所は、1859年から1979年まで街の醸造所として稼働していました。
かつてはこの街になくてはならないビールだったのでしょう。
しかし、ここルール地方というのは、ドルトムントを中心に醸造所の集約・巨大化がドイツで最も進んだエリアであり、特に戦後はそれが加速して小さな醸造所の閉鎖が進んでいきました。

この醸造所も大手醸造所の市場に押されるようにして閉鎖に追い込まれたのでしょう。

しかし、この建物は街のシンボルとして残り、コンサートなどのイベントホールとしてずっと存在していたようです。
そして、2002年から、再び醸造所として復活します。

そんな街の誇りとしての醸造所に、さぁ入ってみましょう!

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2011年1月25日 (火)

香川のゴールとドルトムントの未来==ドイツビール紀行2010(その4)==

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(今回のネタは、2010年8月の話です)

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ビーレフェルトは昔友人が住んでいたために何回か訪れたことがありますが、もう10年も前の話。当時はAachenからやって来たいたRE(Regiaonal Express=地域快速列車/ただし当時はSE、Stadt Express=都市間快速列車と呼ばれていた)が全てビーレフェルト行きだったため簡単にアクセス出来たのですが、何にも無い工業都市に用がある訳もなく、その後は一度も訪れていません。

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この都市にある26000人収容の小さなスタジアム、シュコ・アリーナは住宅地の一角にありました。ドイツに限らず、ヨーロッパの各地にこの様な住宅地に埋れたスタジアムが存在します。探す過程から実に面白いため、僕はこういうスタジアムが大好きです。

今回はプレシーズンマッチと言う事で、2010−2011シーズンを2部リーグで戦うアルメニア・ビーレフェルトです。監督は何とクリスティアン・ツィーゲ。
ドルトムントは近所のチームと言う事でバスでやって来たのでしょう。ドルトムント・サポーターも多く見られます。

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2011年1月23日 (日)

ドルトムント(Dortmund)でランチの後、車で某所へGO!==ドイツビール紀行2010(その3)==

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ドルトムントへ到着したのは午後1時頃。
ここで友人と合流し、まずは市内で昼食を摂ります。土曜日の午後だけあって、広場には周辺の集落からやって来た農家さん達が、店を構えていました。
日本では、夏真っ盛りですが、緯度の高いドイツの8月は、何だかすっかり秋の果物が揃っています。
ちょっと時間も無いため、ドイツ版の「安い・早い・美味い」で昼食を済ませよう、となりました。
それは・・・・。


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2011年1月20日 (木)

ライン川沿いの景勝地を走る==ドイツビール紀行2010(その2)==

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上海からの便は、早朝フランクフルト空港へと到着します。
朝着くことで一日特するかと思いきや、前日はスタートが遅いので結局同じです。
宿代が一泊分浮くのは確かですが、機内泊でちょっとキツイ・・・と言う声もあります。

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さて、いつも通りまずはドルトムントへと向かうのですが、フランクフルトの直ぐ近くの町マインツに友人が入院しているため、ちょっとお見舞いに向かいました。
マインツはライン川とマイン川が合流する交通の要所。
ここからはそのライン川に沿って北上するルートを選択します。

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2011年1月16日 (日)

上海経由フランクフルト行の不可解な乗り換え劇==ドイツビール紀行2010(その1)==

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2010年のドイツビール紀行も、成田空港から始まります。
今回は中国東方航空のフライトのため、上海経由。
夕方便でまずは上海へ。その後、深夜に出発する便でフランクフルトへと向かいます。

前回が北京経由でしたので、2回続けての中国経由。
今回はちょっと不思議な「乗り換え劇」がありました。

↓へ続きます。

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2011年1月10日 (月)

【最終回】北京経由で帰国==ドイツビール紀行2009(その41)==

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フランクフルト空港駅は、1999年に近代的な駅として生まれ変わりました。
以前は、薄暗い地下駅のみで、ここに近郊列車Sバーンと共用のホームになっていましたが、新しく長距離列車専用ホームが造られた為に近距離駅(Frankfurt (Main) Flughafen Regionalbahnhof)と遠距離駅(Frankfurt (Main) Flughafen Fernbahnhof)に分かれています。

ただし、初めてだとかなり混乱します。

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2011年1月 9日 (日)

フランクフルト行きのICEでハプニング!==ドイツビール紀行2009(その40)==

>>前回の続き

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さて、バンベルクを経ってフランクフルトへと向かいます。
フランクフルト中央駅まで直通の快速列車(RE)はあるのですが、特急(ICE)はないためヴュルツブルクまで各駅停車か快速で行き、そこでフランクフルト空港駅を経由する列車に乗り換えます。

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バンベルクからベルリンやミュンヘン方面には、ちょっと小型のICEが走っています。
カーブの多い路線向けに造られた車両です。

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2011年1月 4日 (火)

最終日、バンベルクを経つ前に一杯@Brauerei Greifenklau==ドイツビール紀行2009(その39)==

>>前回の続き

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バンベルクを経つ日、フランクフルトからのフライトは夜なので、ランチタイムまでバンベルクに滞在します。
まとめた荷物を部屋に置きっ放しにして、訪れたのはGreifenklau。
旧市街にある宿からは、大聖堂の前を通り路地を抜け、小さな階段を昇り降りしてアクセスします。

丘の上のLaurenzip Platz(ローレンツィップ広場)にある地元色の強い、僕のお気に入りの醸造所のひとつです。

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2011年1月 2日 (日)

丘の上の醸造所とビアガーデン Alte Klosterbrauerei Trunk@Vierzehnheiligen==ドイツビール紀行2009(その38)==

>>前回の続き

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さて、会堂をひと通り見学したら、ビールです。
この敷地内にはBrauerei Trunk という醸造所があります。
元々は修道院の醸造所だったのでしょうが、1803年からは民間のAlte Klosterbrauerei Trunkとして営業しています。
(Alteklosterとは「古い修道院」の意味)
これは修道院系、または修道院を名乗るビールにおいては、かなり新しいです。
一番古いのは、レーゲンスブルク近郊にあるWeltenburg修道院の醸造所は、何と1040年創業。今でも修道士により醸造されているという、昔ながらの醸造所です。

Brauerei Trunkの場所は会堂の直ぐ裏手。一段高い敷地にまずはビアガーデンがあり、その更に一段高い所に醸造所があります。

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