« 街外れのアルトビール==Frankenheim@Dusseldorf | トップページ | バンベルクの巨大ケラー Wild Rose Keller==ドイツビール紀行2009(その30)== »

2010年11月21日 (日)

農家のオジサンと醸造所のエコなお付き合い==ドイツビール紀行2009(その29)==

>>前回の続き

Dsc_3125

Dsc_3098
やって来たオジサンは、オーナー氏と一言二言交わした後、大きなトラクターで荷車を押しながらやって来ました。
どうやら麦芽の滓をもらいに来たようです。

フランケンに限らず、田舎集落ではこの様な光景がよく見られます。
この滓は飼料や肥料として使われて、また食料となって市場に出回るのです。
↓へ続きます

Dsc_3108

Dsc_3112

まだ湯気の立っている麦芽滓を、荷台へと転送します。
奥さんがやって来て、塩らしき物を一緒に混ぜ込んでいます。

この取引、実際には幾らで行っているのか、と聞いてみると、物々交換との事です。
この引き取った先で作られた肉や野菜を貰っているため、金銭のやりとりは無。もう何百年も前からの習慣なのでしょう。
(もちろん、販売している所もあります)
そして、農家のオジサンは仕事の後、ビールを飲みに毎日ここへやって来ます。

今回の旅では、ここでもその風景に遭遇しています。→参照

Dsc_3131

さて、バスにてバンベルクへと戻りますが、そのバス停である物を発見しました。

Dsc_3139

何と、ホップが自生してバス停に絡み付いているではありませんか。
さすが、ビール王国です。

次回へ続く>>

 

|

« 街外れのアルトビール==Frankenheim@Dusseldorf | トップページ | バンベルクの巨大ケラー Wild Rose Keller==ドイツビール紀行2009(その30)== »

114 ドイツ南部」カテゴリの記事

312 フランケン地方」カテゴリの記事

013 ドイツビール紀行2009」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 農家のオジサンと醸造所のエコなお付き合い==ドイツビール紀行2009(その29)==:

« 街外れのアルトビール==Frankenheim@Dusseldorf | トップページ | バンベルクの巨大ケラー Wild Rose Keller==ドイツビール紀行2009(その30)== »