Memmelsdorfでラオホビール==ドイツビール紀行2009(その23)==
さて、続いてやって来たのは、Memmelsdorfという集落にあるBrauerei Drei Kronen。2004年以降毎年訪れている「定点観測」の醸造所です。
同行している2人は、近くの集落出身なのですが、ここはまだ来たことがない、との事。
あちこちに醸造所が林立しているため、「オレはここのビール」と決めたら、なかなか他所へ行かないのがドイツ的ですが、この二人の若者はそんな事ありません。これからも果敢に他のビールを求め続けます。
この醸造所の創業は1457年、フランケン地方においても有数の老舗になります。
上の写真は古くからの客間ですが、昨年改装して真ん中にあった壁が撤去されました。
ぐっと店内が明るくなった感じがします。
下はオリジナル店舗の後ろに拡張された部分。
近代的なデザインにまとまっています。地元のオジサン達が飲む場所というより、ちょっと洒落たフランケン料理を食べる、っていう空間でしょうか。
ただし、ここに宿のレセプションも設けられており、電話の音が響きそう。ご主人の声も大きいし。
飲んだビールは、この店の名物ビールである「ラオホ」です。
ただし、ラオホとは言わず「Staeffela」と言います。
バンベルクに帰る途中に見つけたのは、Memmelsdorf駅。
かつてここにも鉄道が通っていたのは知りませんでした。
駅が地域の遺産として、綺麗に保存されています。
Drei Kronenに関するビール文化研究所のページ
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