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2010年9月 4日 (土)

集落の真ん中にある醸造所とビアガーデン==ドイツビール紀行2009(その18)==

>>前回の続き

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Renweinsdorfから丘を越えてMuersbachへと向かいます。

8月半ばというのはドイツでは既に秋の風景で、牧草地なんかは既に刈り取りも終え、すっきりとしています。
空がすっきりとしていないのは、僕にとってはいつもの事です。(笑)

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そして、Muersbachに到着。
例によって、醸造所は集落のほぼ真ん中にありました。
↓へ続きます。

Sonnen Braeuは1868年創業。
年間500hlほどを醸造する、田舎の小さな醸造所。

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集落の中央にドンと敷地を構え、レストランとしてまた夏季はビアガーデンとして、集落の人々にとっては無くてはならない存在です。
何年か前、この手前の集落までは自転車でやって来たのですが、そこから先の5kmが踏み出せずに断念しましたが、2年ごしにやって来ることができた訳です。

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せっかくなので、樽からの(Von FASS)ヴァイスビアをいただきます。
日本でもそうですが、ドイツでもバイエルン州以外では瓶で売られることが多いのがこのヴァイスビアです。よって、たまに樽出しを見かけると、即座に注文します。

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さて、ビアガーデンは基本的にセルフサービス。
ここでは、「Essen(食事)」と「Getraenke(飲み物)」それぞれの窓口があります。ただし、大勢の客が押し寄せる週末以外はその限りではなく、食事もここで注文だけして、席まで運んでくれるようです。

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窓口横に掲げてあるメニュー。
上に貼ってあるのが定番メニューで、いわゆる「Brotzeit(ブロートツァイト)」と呼ばれる物。「パンの時間」という意味ですが、「軽食」と訳すのが適当です。

そして定番メニューの下に数枚貼られているのが、本日のメニューです。
材料の仕入れ状況、在庫状況に応じて毎日変わっているようです。

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近くに座っていたオジサン、(と思ったらオーナー氏でしたが・・笑)に

「フランケン地方の料理はどれ?」

と質問したら、Schaschlik mit Pommesをオススメしてくれましたので注文します。
豚のBBQにパプリカソースをかけた物で、それにフライドポテトが付いています。
ドイツ中で食べられるため、フランケン料理という訳ではないのですが、ここではレバーが使われています。これがフランケン風と言う事らしいです。

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小さな美しい集落で、ちょっと早めのランチタイムを終えて次の集落へと向かいますが、今回は一度来た道をもどります。
これが結構シンドイんですね・・・・。

Sonnen Braeu
Zaugendorfer Str 4
96179 Muersbach
www.gasthaus-schmitt.de

Lager  1.7€/0.5L
          3.4€/1.0L
Weissbier  2.0€/0.5L
(2009年8月現在)

次回へと続く>>

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