一枚のメッセージを届けに・・・==ドイツビール紀行2009(その13)==
さて、ビールを飲みながら給仕のオバサンにラガー氏の事について聞いてみました。しかし、彼女はまだここに来てそう年数が経ってないので、知らないと言います。
醸造所の方に行ってみたらどう?
と言うので、会計をしてから裏手(いや、表側?)にある醸造所へと行ってみます。
醸造所に向かうと、ちょうど農家のオバサンがトラクターで麦芽の滓をもらいに来ていました。
南ドイツでは、こういった光景をよく目にします。
「何か用かい?」
と声を掛けてきた男性に、
「僕は日本からやって来た。ラガーさんの知人だがKさんはいるかい?」
と言うと、
「お、おお!彼ならオレの元同僚だ。ああ、そうかそうかちょっと待ってろ」
と言い奥へと消えて行きました。
そして
「やぁ、いらっしゃい。よく来てくれたね」
と出てきたのは、Kさん。他に、彼の仲間達も何人か出てきました。
「ラガーさんは元気かい?」「今は、自分のブルワリーを持っているらしいね」
と皆近況を聞いてきます。
地元の新聞でも、ラガー氏のブルワリーについては報道されたらしく、皆さん彼の日本での活躍はご存知の様子。
事務所でも同様に歓迎され、皆さんの写真をパチリ。
後日、富士宮に行った際に、手渡しました。
さて、ミュンヘンへと戻ります。
次回へ続く>>
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