ミュンヘンから郊外の湖へ==ドイツビール紀行2009(その11)==
ドイツを代表するターミナル駅のひとつであるミュンヘン中央駅。
ドイツ中からやって来るICE(Inter City Express)はもちろん、パリ、ミラノ、ウィーンなどヨーロッパ各地からの列車が頻繁に行き来している国際ターミナルです。
そのミュンヘン中央駅の隅っこの方にある、近郊列車用ホームへと向かいます。
ここはBOB(Bayerische Oberlandbahn)のホーム。見慣れたDB(Die Bahn・ドイツ鉄道)の近郊列車とは、ひと味違う列車が停まっています。
ここから一時間ほど列車に揺られて目指すのは、郊外にある湖Tegernseeです。
途中の風景は、牧草地帯の中に点在する農村と、それはまさにバイエルンの風景。そして、山並みが迫って来た頃に、Tegernsee駅に到着します。
Tegernseeはミュンヘン近郊の保養地、別荘地として、バイエルン王朝はじめ多くの人々に愛されている湖。列車は、その湖から1kmほど離れた丘の上にある小さな終着駅に到着しました。
ここに来たのは、もちろんビールのためです。
実はここ、静岡県富士宮市にある醸造所「バイエルン・マイスター」のオーナーブルワーであるシュテファン・ラガー氏がかつて働いていた醸造所があるのです。
以前より、「コバヤシさん、是非行ってみて!」と言われていたのですが、やっと実現しました。
旅に出るひと月ほど前にバイエルン・マイスターを訪れた際、その事を告げると同時に、まだここで働くであろうかつての同僚に向けてのメッセージを、さらさらとメモ帳に書き、それを預かりました。
このメモを渡すこと、それが今回の旅の一つ目のミッションです。
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