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2010年5月10日 (月)

通りすがりの老舗醸造所==ドイツビール紀行2008夏(その35)==

>>前回の続き

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定休日やら夏季休暇にあたってしまったのですが、通りかかった小さな集落Schnaidにある醸造所を見つけました。
玄関を覗いて確認したところ、営業中だというのでさっそく入ります。

実は、ここのビール。すぐ近くにあるKreuzbergという丘の上にあるビアガーデンで飲んだことがあります。その時に、ご主人から
「醸造所はすぐ近くだから、次回は是非寄ってくれ」
なんて言われていたので、今回はその約束を果たす事になります。
もっとも、そんな事は向こうは忘れていると思いますが。

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ビールは樽からのKellerbierのみ。気持ち良いほどにすっきりとしたメニュー構成です。さらに、このビールは他に卸されることもなく、この店と、前述した直営ビアガーデン(ケラー)でのみ販売されているだけですので、まさに究極の地ビールと言えるでしょう。
(一応瓶売りもされているようですが、保存処理をしていないので、近くで飲まないと劣化が激しいと思います。)

フォークを磨きながら店番をしているオーナー奥様らしき女性に、
「ここは古いのですか?」
と聞いてみると。
「ヤー。古いことは古いわよ。確か1400年代・・・・・」
これは驚きです。
フランケンでも一級品の古さではないですか!
さらに続くセリフは、、
「ウチの一家が買ったのは1400年代だけど、その前はいつから存在したのかは分からないのよ」
と、これまた凄いセリフ。

最後の一軒として相応しい古さの醸造所でした。

次回へと続く>>

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