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2009年12月28日 (月)

アウグスブルクの夜==ドイツビール紀行2008夏(その17)==

>>前回の続き

Dsc_9908

さて、ネルトリンゲンを後にして向かった先は、本日の宿泊地ロマンチック街道の中でも大都市のひとつであるアウグスブルクです。
ここでの宿泊先は醸造所直営店というわけではないのですが、周辺に何軒かの醸造所およびパブがあるために街中に宿泊地を選びました。
もっとも、出発間際に宿泊先を決定したのですが・・・・。

さて、宿に荷物を置いてからさっそく街へと繰り出します。

向かったのは、ホテルからも程近い醸造所レストラン。
・・・・と以前はそうなっていたのですが、入ってオーダーの段階で、現在は他の場所で醸造されたビールを販売している、と判明。
う〜、まぁ仕方がない。


Augsburg_bier003

しっかりと煙突が見える外観。

Dsc_9892

Dsc_9895

さて、この店の売りは「ロハス」でした。
サラダバイキングなどもあり、無農薬野菜がたくさん並んでいます。
アラカルトで注文した料理もなかなか美味しく、普段のビール紀行ではほど家庭料理に近い物ばかり食べている僕には、とても新鮮な経験でした。

もちろん、お値段もそこそこでしたけど。

Augsburg_bier001

ビールは3種類。
「Gold」と呼ばれるヘレス(2.9ユーロ/0.5l)とデュンケル(2.9ユーロ/0.5l)、そしてヘレス・ヴァイスビアとデュンケル・ヴァイスビア(3.2ユーロ/0.5L瓶)です。

前述の通り、今はここでの醸造はしていません。
で、これらのビールをどこから持ってきているかというと、東北東に数十km離れたScheyernと言う小さな町にある修道院醸造所からです。

地図で見ると、そこはミュンヘンとインゴルシュタットとの中間。
そう、ここは世界でも有数のホップの産地、ハラタウ地方にある醸造所なんです。
帰ってから色々と調べてみると、この修道院は1119年に創建されたベネディクト派の修道院で、20世紀半ばまで自家消費用のビールを醸造していたとの事。
そして、しばらくの中断の後、2006年からビール醸造を再開したようです。

次回は現地も訪れてみたいと思います。

Golden Ganz
Weite Gasse 11
86150 Augsburg
Tel +49 821 51 22 66

www.gans.de

ちなみに、泊まったホテルは、
Altestadt Hotel Urlich
Kapuzinergasse 6
86150 Augsburg

Tel +49 821-3461-0
Fax +49 821-3461-346

次回へ続く>>

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