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2009年9月23日 (水)

豪華な朝食と冠婚葬祭部屋==ドイツビール紀行2008夏編(その9)==

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Fruh

散歩の後は朝食。
ドイツは「ビールやソーセージが美味い!」と言われていますが、朝食の素晴らしさは特筆すべきものがあります。
特にここの朝食は最高ランクです。何と、スパークリングワインもありました。

D氏が基本的に運転をしてくれるのですが、ビールを飲むまでは僕が運転を担当するために飲みませんでしたが、某emiさん、某たまさんは「おはようシャンパン〜♪」と大喜びです。

籠には何種類ものパンが。
上写真にある左のパンはSemmel(ゼンメル)と呼ばれる、南ドイツのパン。そして、右はBrochen(ブローヒェン)と呼ばれる典型的なドイツパン。

朝食に関しては、当ブログのメインサイトである、「ビール文化研究所」の「朝食編」に詳細を示していますで是非ご覧ください。

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2009年9月22日 (火)

朝の散歩と醸造所裏のホップ畑==ドイツビール紀行2008夏編(その8)==

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翌朝、恒例の散歩へと出かけます。
この小さな村は農地に囲まれた典型的な農村。村を歩いていても人よりも牛の方が多くいるのではないか、と思うほどです。

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無名の農村だからって侮れません。
この立派な並木道!!かつては街道が通っていたのだろうと予想が着きます。
街道に付き物なのが旅籠。それが我々の泊まっているガストホフです。
ドイツの場合は旅籠で出すビールは自分の所で造っていたから、醸造所付きの宿が多いのですね。

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ビールの晩餐@ロマンチック街道==ドイツビール紀行2008夏編(その7)==

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まずは車を停めてチェックイン。D君、初日の運転お疲れさまでした。
ふらりと宿泊するのも楽しいのですが、今回は5人という人数ということもあり、しっかり予約してあります。

オーナーらしき男性がレセプションにおり、出迎えてくれます。
「Gruess Gott!!(こんにちは)」

メールで予約したのでそのプリントアウトした物を見せ、あれこれと台帳に記入します。ここはドイツの「家族経営のブラウエライ・ガストホフ連盟(?)」加盟店なので、この連盟のボスである僕の知人の名前を挙げ、何となく会話を弾ませます。
僕はフランケンの醸造所巡りをしていること、今回は友人達とレンタカーでロマンチック街道を走りつつ醸造所巡りをすること、など一通り会話をするとあれこれと良いこともあるので・・・・.

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2009年9月13日 (日)

田舎集落の醸造所に宿泊Reichelshofen==ドイツビール紀行2008夏編(その6)==

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本来ならば周辺にあるロマンチック街道の小さな村々を回って行きたいところですが、何せこの日は大都市ヴュルツブルクを回ったりしていたので、結構時間を喰ったということが判明しました。
ドイツの夏は夜10時近くまで明るいので、まだまだ昼間かと思っていても、やはりなんだか疲れて来ました。ま、今朝到着したばかりですからね。
気がつくともう夕方6時近くでした。
さっさと宿へと行く事にします。

今回の旅のテーマはロマンチック街道とビール。
運転手を引き受けてくれたD氏のためにも、宿は醸造所が経営する「Brauerie Gasthof(ブラウエライ・ガストホフ)」という種類の宿に泊まります。

醸造所に宿が併設されているなんて、何だか特別な宿の様な感じがしますが、ドイツの中でも特に南ドイツには結構多い形態の宿です。

日本の港町に漁師が営む民宿があるのと同じ。または田舎の仕出し料理屋に泊まる事が出来るという感覚かもしれません。

下に続きます。

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2009年9月12日 (土)

ロマンチック街道から少し外れたDistelhausen==ドイツビール紀行2008夏編(その5)==

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さて、Tauberbischhofsheimからちょっと走ってDistelhausenにやって来ました。人口1000人ほどの小さな集落で、 ロマンチック街道にありながらも観光資源がある訳でもなく、普通の農村。本当に何もありませんが、醸造所があるってのが何ともドイツらしいです。

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目的はこの集落にある醸造所Brauerei Ernst Bauer
1876年より現在のオーナー一家により運営されている小さな村の小さな醸造所です。
白に緑のアクセントがこの醸造所のカラー。コースターにもそれが記されています。

続きあり

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ロマンチック街道の小さな街Tauberbischofsheim==ドイツビール紀行2008夏編(その4)==

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Tauberbischofsheim(タウバービショフスハイム)はロマンチック街道のなかでは珍しく「バイエルン州以外」を進みます。ここはBaden Wertenburg州。

小さな街かと思ったら、なかなか立派なMarktplatz(マルクトプラッツ=市場広場)に煉瓦造りの市庁舎があるではないですか。
しばし街を散策します。

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我々の目的はあくまでビール。
30分ほどで街の散策を切り上げ、醸造所へと向かいます。

ただし、この街に醸造所がある訳ではありません。
タウバー川に沿って3キロほど南下したDiestelhausen(ディーステルハウゼン)という集落へと向かいます。

次回へ続く>>

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ワインの街でも「ホフブロイ」==ドイツビール紀行2008夏編(その3)==

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さて、気を取り直してやって来たのは"Wuerzburger Hofbraeu(ヴュルツブルガーホフブロイ)"です。
このHof Braeu(ホフブロイ)と言うのは王宮醸造所とか王立醸造所と訳されることが多いのですが、現在王家で持っているという訳ではありません。
その昔、その起源の段階では王家がスポンサーについていたりすると、この名が付きます。

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ワインの街でプロスト(乾杯)!!==ドイツビール紀行2008夏編(その2)==

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ヴュルツブルクは宮廷の街。そしてワインの街。
街を見下ろす丘の上に建つのはマリエンベルク要塞と言う名なのですが、かつての司教が住んだ居城です。
実は、フランケン地方を歩いていると、あちこちに司教の別宅が存在しています。ゆえにワインの街に暮らした司教は、実はビールが好きだったのだ、などと勝手な想像をして楽しんでいます。

この丘の斜面を覆っているのがブドウ棚。この街は駅の裏山もビッシリとブドウ畑が広がる正にワインの街。町中にも「フランケンワイン」を取り扱う店が並び、また「Weingut」と呼ばれる酒場も多く、ほろ酔い気分の観光客の姿もチラホラ。

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フランクフルトからブルルル・・・ドイツビール紀行2008夏「ロマンチック街道編」(その1)

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今回の旅はひょんな事から始まりました。
以前から「ドイツに連れて行け!」と言っていた友人達と飲んでいる時に、ふとその本気度を聞くと、「本気だ」と言います。

もう一方の関東二人組に電話して意思確認をすると、こちらも「本気だ」と言います。

こちらもあれこれと考えてみると、この夏の機会を逃すとなかなか行く事もできないだろうと考え、まずは航空券を検索。
使い慣れた大韓航空などが結構良い値を示すなか、比較的リーズナブルな中華航空を発見。ただし、リーズナブルには訳があり、行きと帰りに12時間ずつの乗り換え時間があるではありませんか。

これにより、ドイツ現地での滞在時間は大幅に減少するのですが、今回は価格重視ということでそのままクリック。
こうしてまずドイツ行きが決定しました。

我々夫婦と合計して5人。そこでピーンと閃いたのが
「レンタカーを借りてロマンチック街道を走ろうではないか!!」
と言う事です。
理由は
<1>5人揃うことなどあまり無い。
<2>5人ならばレンタカーを割り勘できる。
<3>せっかくなら交通の便の悪いところを旅しよう。
そして、
<4>実は、ロマンチック街道沿線には醸造所が多い。

もちろん運転者は飲みません。
ちょっと昼酒が苦手で、運転は大好きというデュンケル氏が、第一ドライバーという立場を表明してくれました。
これで僕はビールを満喫できる体制を整えた訳です。


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2009年9月 7日 (月)

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2009年9月 2日 (水)

ヴュルツブルクの町外れにある「Wuerzburger Hofbraeu」

Wuerzburg_hof000

さて、気を取り直してやって来たのは"Wuerzburger Hofbraeu(ヴュルツブルガーホフブロイ)"です。
このHof Braeu(ホフブロイ)と言うのは王宮醸造所とか王立醸造所と訳されることが多いのですが、現在王家で持っているという訳ではありません。
その昔、その起源の段階では王家がスポンサーについていたりすると、この名が付きます。

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