Brauerei Leichtでソーセージを食す=ドイツビール紀行2007(その26)=
教会の近くにあったBrauerei Leicht。
この名前の醸造所はあちこちにありますが、基本的には系列店でも何でもありません。
ただし、親戚である可能性は少しあります。
実は、同名に限らず醸造所の親戚関係というのはよくある話で、ブラウマイスターが婿に入っただの、あの店の次女がどこどこの醸造所に嫁へ行った、何て話しをあちこちで聞きます。
八月とはいえ(取材時は2008年8月14日)、午後3時を過ぎた頃には段々と涼しくなってくるドイツの田舎町。それでもビアガーデンが開いている限り、客のほとんどが外でビールを楽しみます。
ビールはデュンケルを注文。
他にもヘレス、ヴァイスがありましたが、基本的にはこの店のみで販売される「究極の地ビール」です。
近くの集落に住む人達が、ビアガーデンでくつろいでいました。
オジサン達はKrug(クリューク)と呼ばれる陶器のジョッキでビールを飲んでいます。
ビアガーデンでは陶器に統一されることが多いのですが、僕のはグラス。
ただの気まぐれか、クリュークとグラスでビールを分けているのか、謎です。
ソーセージを二品。
まず、写真上はSauer Zipfel(ザウアー・ツィップフェル)と呼ばれる茹でソーセージ。
ニュルンベルガーを茹で、タマネギを載せた上から酢+ビネガーのソースを掛けたものです。
サッパリした味わいで、脂っこい料理が多いビアライゼの途中に、良いアクセントを与えてくれます。
この時は、隣に座っていたオジサンの物を撮影だけさせてもらいました。(笑)
さらに、その後試食させてもらいました(爆)
続いてWiennerヴィエナー。
要するにウインナー・ソーセージの事です。
ウインナーに関しては諸説あるが、フランクフルト出身の肉職人がウィーンに移り住んで広めたという説が一番有力かな、というのが、当研究所としての考えとしてあります。
(こちらを参照>>)
村の外れには、小さな丘の横にケラー(地下室)がありました。
ひょっとしたら、さきほどの醸造所のビール貯蔵庫かもしれません。
そうだとしたら、この鍵がかかったドアの向こうにビールがたくさん・・・・。
そんな想像が楽しいフランケンの田舎です。
| 固定リンク
「114 ドイツ南部」カテゴリの記事
- バンベルクに移動し丘の上でビールを一杯==ドイツビール紀行2012(その17)==(2013.07.24)
- Freising(フライジング)でもう一軒の老舗醸造所==ドイツビール紀行2012(その16)==(2013.07.21)
- ビールの世界的権威「Weihenstephan」==ドイツビール紀行2012(その14)==(2013.05.28)
- バンベルクからのビアライゼ Linie906編 Bischbergへ(2013.01.14)
- Lederer Kulturbrauerei==ニュルンベルクビール情報==(2013.01.05)
「312 フランケン地方」カテゴリの記事
- 旅の最後は「Spezialナイト」==ドイツビール紀行2012(その32)==(2013.12.22)
- 村祭りのブラスバンド==ドイツビール紀行2012(その31)==(2013.11.17)
- 田舎町にあるけど1308年創業の老舗==ドイツビール紀行2012(その30)==(2013.10.29)
- フランケンの田舎集落歴訪==ドイツビール紀行2012(その29)==(2013.10.28)
- 行き付けのDrei Kronenでモーニングビール(?)を一杯==ドイツビール紀行2012(その23)==(2013.08.31)
「013 ドイツビール紀行2007」カテゴリの記事
- フランクフルトから出国==ドイツビール紀行2007(その57最終回)==(2012.06.02)
- さようなら、バンベルク。また来る日まで!!==ドイツビール紀行2007(その56)==(2012.06.02)
- バンベルク名物のタマネギ料理==ドイツビール紀行2007(その55)==(2012.06.02)
- バンベルク散歩から始まる最終日==ドイツビール紀行2007(その54)==(2012.06.02)
- ふるまいビール!!==ドイツビール紀行2007(その53)==(2012.06.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント