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2008年1月18日 (金)

盛り合わせとヴァイスビアの喜び==ドイツビール紀行2007(その21)==

>>前回の続き

Fred_bier

さて、こちらの店はビールに関しては「セルフサービス」なのですが、食事の注文は、席まで届けてくれます。まぁ当たり前の話で、注文して直ぐにできないというのが一番の理由ですけど。

メニューを見ると、小さな家族経営の店らしく、あまり種類がありません。
ソーセージプレートやシュニッツェルといった典型的なドイツ料理が数種類並んでいるだけです。
まぁ、平日の営業ではそれほど多くの客が見込まれないので、仕方がないことです。

「では、本日のメニューにしたらどう?」
メニューの前で悩んでいる僕に、カウンターのオバサンが提案してきました。
さて、それは何でしょう?

「パンの上にベーコン・チーズ・エッグが載っているの・・・・まぁ、食べればわかるわ」
とオバサンは続ける。

そして、出てきた物は・・・

Freudeneck_essen

ん〜ん、オバサンの言った通り(笑)、トーストの上にベーコン・チーズ・エッグが載っているシンプルな食事。
メニュー(定食)というよりも軽食に近い物ですが、実際に食べてみるとボリュームがあります。
手でパクリと食べると半熟卵が落ちそうになるので、まず卵を破り、ナイフとフォークで拡げながら、パンを切りつつ食べるのが一般的のよう。
人口50人しかいないこんな田舎集落で、一体誰がこんな平日の昼間にやって来て、食事をしていくのだ?と思ったのですが、それでも数人の客がランチを楽しんでいました。

Freudeneck_brotzeit

「Hausgemacht(ハウスゲマハト=自家製)」と誇らしげに書かれている「Brotzeit Teller(ブロートツァイト・テラー)」。
このブログのメインサイト「ビール文化研究所」で詳細に解説していますが、「切って盛るだけ」の料理がこのブロートツァイトです。
いろいろな種類があるのだけれど、これだと一皿に少しずつまとめて盛られてくるので、色々な味が楽しめます。

次回へと続く>>

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