ニュルンベルクのマイスター・ヴルスター==有名なソーセージ屋==
ドイツにおいてビールと並ぶ代名詞のひとつがソーセージでしょう。
今回はそんなソーセージの中でもニュルンベルクのソーセージ「ニュルンベルガー」の代表的な店を紹介します。
今やニュルンベルク市内に限らず、どこでも食べられるニュルンベルガーですが、やはりビールと同じくして「その土地の物をその土地で食べる喜び」があります。
ニュルンベルク市内には多くのソーセージレストランがあり、炭火でカリカリに焼いたニュルンベルガーを楽しめます。
基本的には6本、8本、10本、12本といったように本数ごとのセットになっていますが、これはこのニュルンベルガーの大きさが小さいためです。
人の指ほどの大きさなので、2〜3本ではちょっと少ないですね。
上の写真はRotstbratwuerste。付け合わせは酸味のあるポテトサラダみたいな物です。
他の食べ方としては茹でた物に酸味のあるソースとオニオンが掛けてあるSauer Zipfelという料理もあります。
さて、ここはニュルンベルクでも一番有名なソーセージ屋Bratwursthauesle(ブラートヴルストホイスレ)。中央広場(Hauptmarkt)、旧市庁舎(Altes Rathaus)のすぐ前にあります。
ソーセージを焼く煙がモウモウと煙突から出ているので、そこがソーセージ屋だと解ります。
店内ではとにかくひたすらソーセージを焼いており、さらに片っ端から売れていきます。
暖かい時期だと、外のテラス席でビールを飲みながら気持ちのいい時間を過ごせます。
観光地だからって躊躇せずに、ここは観光客らしくカメラ構えて楽しく飲みましょう!
さて、この店のビールはTucherとLedererという地元2社のビールが飲めます。
Tucherは準大手で、城壁の外から少し歩いた所に工場だけあり、一度訪問したことがありますが、現在は郊外の街Fuerthにその機能は移っているようです。ヴァイスビアが有名な醸造所ですが、Alte Fraenkisch Dunkelという、フランケン地方の伝統的なデュンケルも飲めました。
(メインサイト「ビール文化研究所」のTucherのページへGO!!>>)
ランキングへGO!!>>へ
Ledererは中心部から少し離れた所にあり、市内では一番古い醸造所で500年近くの歴史があります。さらに、僕にとっては苦労して足を運んだら臨時休業だったという苦い思い出があります。
(同じくLederのページへGO!!>>)
(このブログでのLedererのページへGO!!>>)
ついでにランキングへGO!!>>へ
この店で飲まれているのは「プレミアム・ピルスナー」。
思い出に負けず、苦くて美味しいビールです。
*****************
人気blogランキングへ
ランキングアップに向け、よろしければクリックをお願いします。(哀願!)
m(_ _)m
| 固定リンク
「114 ドイツ南部」カテゴリの記事
- バンベルクに移動し丘の上でビールを一杯==ドイツビール紀行2012(その17)==(2013.07.24)
- Freising(フライジング)でもう一軒の老舗醸造所==ドイツビール紀行2012(その16)==(2013.07.21)
- ビールの世界的権威「Weihenstephan」==ドイツビール紀行2012(その14)==(2013.05.28)
- バンベルクからのビアライゼ Linie906編 Bischbergへ(2013.01.14)
- Lederer Kulturbrauerei==ニュルンベルクビール情報==(2013.01.05)
「208 Nuernberg」カテゴリの記事
- 「古い街の醸造所」という名前の店==ドイツビール紀行2012(その28)==(2013.10.25)
- ニュルンベルク市内散歩==ドイツビール紀行2012(その27)==(2013.10.23)
- ニュルンベルク旧市街の真ん中へ==ドイツビール紀行2012(その26)==(2013.10.02)
- Weissbierのグラスがズラリ!==ドイツビール紀行2012(その25)==(2013.09.13)
- ニュルンベルクの新鋭醸造所==ドイツビール紀行2012(その24)==(2013.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
「ブラートヴルストホイスレ」のソーセージも◎ですが付け合せの「ザワークラウト」が大好きです。酸味と甘み、香辛料のバランスが素晴らしい。ビールは「Tucher」の「ボック」を注文します。でもこれ英語メニューにはなく独語メニューにしか載っていません。樽ではなく瓶入りなのが残念ですが。5月にまた行きます(^_^)/。
投稿: p-chu | 2008年2月 5日 (火) 17時13分
p-chuさん>
Tucherのボックってドイツ語版のみなんですか!?
知らなかった!
ザワークラウトって酸味が強すぎる物が多すぎませんか?
だから余計にバランスの良い物にあうと感動しますね!
ちなみに、僕は3月にドイツです。(^_^)v
投稿: 小林麦酒 | 2008年2月 9日 (土) 06時49分
3月の訪問地はどちらですか?
私達の5月(GW)のルートはGarmisch-Partenkirchen(2度目)→ミュンヘン→ニュルンベルク→バンベルクですが日程配分が決まっていません。バンベルクでは毎回ラオホピール(シュレンケルラー)の5L缶(10ユーロ)を買って帰国するのですが液体の機内持ち込みができなくなってしまったので今回の悩みどころです。メーデーの休日に重なるのも厄介です。
投稿: p-chu | 2008年2月19日 (火) 16時49分
3月のルートは大まかですが・・・
まずドルトムント(友人達と会う)、時間があればデュッセルドルフとケルンを少し。
その後、夜行でミュンヘン。久しぶりにミュンヘン市内を歩こうと模索中。
で、やはりバンベルクを中心としたフランケン地方です。
昨年8月はバンベルクのみ9日間(同じ宿に泊まって周辺を回りました)だったので、今回は何だか忙しい感じです。
投稿: 小林麦酒 | 2008年2月20日 (水) 19時27分