かつての渓谷鉄道駅構内。柱時計もそのまま〜Isarbraeu@ミュンヘン
ドイツ人の散歩好き、自転車好きはかなり知られています。何せ大都市でも、少し郊外へ行けば直ぐに緑溢れる平原が拡がっているので、天気の良い日には老若男女自転車でツーリングを楽しんいます。
近郊電車(Sバーン)や、バス、路面電車にも自転車スペースがあるので、これに載せてまず移動し、そこから走り出す、という人も多いです。
もちろん、自転車だけでなく、遊歩道や畑道を散歩する人も多くいます。
ドイツ人の散歩というのは、「延々と歩くこと」であり、近所をフラフラと言った感覚ではありません。僕は一度散歩に誘われたのでついて行ったら、5時間ほど歩きました。
これにはビックリ。それ以降、気合いを入れて散歩に参加していました。(笑)
ミュンヘン中央駅からのSバーン7号線でWolfratshausen方面行きに乗り、Grosshesselohe駅に向かいます。ここはイザール渓谷の遊歩道や、自転車道といった道を楽しむ人達に人気のあるエリアで、かつてはイザール渓谷鉄道の始発駅として賑わっていました。
イザール渓谷鉄道は廃止されてしまいましたが、その駅舎が改装されて醸造所付きのレストラン「Isarbraeu」(イザール・ブロイまたはイザー・ブロイと発音)として営業しています。
実は、この醸造所の経営母体はTraunsteinにあるHofbraeu(ホフブロイ)です。
ケルン、アウグスブルク、ベルリンなど、ドイツあちこちに新しいスタイルの醸造所を展開している同醸造所ですが、古い建物をそのままの姿で活用するなど、なかなか粋なこともやるんだな、と妙に感心しました。
煉瓦造りの駅舎の地下に醸造設備が置かれ、一階部分がレストラン・パブとして営業していますが、当時の様子をなるべく残した内装となっており、時々やってくる列車の音を聞きながらビールを飲んでいると、まさにそこは「駅の構内食堂」です。
なんでこんな所へやって来たかというと、もちろんビールを飲みに来たのですが、主目的は「散歩」でした。(笑)
当時ミュンヘンに住んでいたHさん、とその友人達が、僕のビアライゼに付き合ってくれると言いました。彼等にとってはここのビールを飲むことよりも、散歩の方がメインなのです。
ビールを飲みながら食事をすると、「さぁ、行こうか!」と数時間の散歩が始まったのは言うまでもありません。はぁ、疲れた〜〜!!!
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