宿についての話(その1)
当たり前の話ですが、旅に出たら宿を探さなければなりません。
「宿=ホテル」というのが一般的で、パラパラとガイドブックを捲れば超高級ホテルから安宿まで、各種情報が載っています。
これを頼りに、電話を掛けたり、直接出向いたりして宿を探していました。
最近はネットでも世界各地のホテル予約が出来てしまい、かつ安い!という凄い時代なので、その恩恵には逆らわずに利用させてもらっています。
僕は高級なホテルに泊まったことはないので(爆)、安宿についてちょいと解説を。
安い宿はいわゆる「Gasthof(ガストホフ)」ってヤツで、基本的には家族で経営している所が多いです。
ガストホフと聞くと、何だか木目が美しく、窓に花が飾ってあるようなステキな山小屋風の建物を連想する方も多いかもしれませんが、都市部の細長いホテルだって「ガストホフ」を名乗っている所はたくさんあります。
狭いカウンターで新聞を読んでいるのは、たいていは店の主人。
予約してある場合は、ここで名前を告げたり、予約していない場合は
「Zimmer frei?(ツィンマー フライ?=空き部屋ある?)」
と言えば、首を縦か横に振ってくれるのでその状況がわかります。
大抵のガストホフは朝食込みの料金になっており、朝はパン・ハム・ソーセージ・フルーツなどのバイキングスタイルの食事にありつけます。
席に着くと必ず
「Kaffee oder Tea?(カフェー オダー テー?=コーヒーそれとも紅茶?)」
と聞かれるので、好きな方を言えば金属製のポットに入った暖かい飲み物が出てきます。
パンはおおよそ何処で食べてもハズレがありません。よって、朝食は何が何でも食べることをオススメします。
ドイツのパンの美味さは、世界一かもしれないと密かに思っています。
醸造所に併設された「ガストホフ」を「Brauerei Gasthof(ブラウエライ ガストホフ)」と言います。
醸造所だけに併設されているかっていうとそうではなく、肉屋に併設されていたり、パン屋に併設されている場合もあります。
この場合は、それぞれ「Metzgerei Gasthof(メツゲライ ガストホフ)」「Baeckerei Gasthof(ベッカライ ガストホフ)」となります。それほど数はありませんが。
その2に続く>>
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