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冬のドイツは本当に寒いです。
比較的寒くはないとされているドルトムントでさえも氷点下20度(それ以下の日も!)になる日も何日ありました。最高気温が0度以下なんてこともザラです。
この街には、そんな寒い冬の日にやってきました。
ミュンヒェンで合流した友人と、クルマでドイツを縦断する形でドルトムントへ向かった時、彼の友人宅に立ち寄った際に近所にあった醸造所です。
街の名は「Zeil am Main(ツァイル・アム・マイン)」。
バンベルクからマイン川を少し下った所にある小さな街です。
その近所に住む友人というのは、その時初対面でしたが、
「ビール好きの日本人がやって来る、と聞いたものだから是非連れて行きたい」
とこの醸造所Brauerei Goellerに併設されたパブ"Zur Alten Freyung"に案内してくれたのです。
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高い天井のホールに入るとコートがズラリと並んでいます。
寒い中、客達はトコトコと歩いてやって来て、ここでコートを脱ぎながら店内をグルリと見回し、目であちこちのテーブルにいる顔なじみに挨拶をしています。
連れてきてくれたAも顔なじみが何人かいるようで、あちこちに軽く挨拶をしています。
「ここのビールは美味いぞ!老舗だから雰囲気も良いだろ!オレはこんな店の近所に住んでいて、本当に幸せだよ!」
これが「ドイツがビール王国だ」と言われる所以です。
自分の身近にある醸造所やそのビールを、地元の人達が誇りに思っているのですね。
中には、20年間そのビールしか飲んだことが無い、なんて人もいますが。
さて、ここのビールはDLG(ドイツ農業協会)ゴールドメダルというお墨付きの逸品。最近は日本でもDLG受賞を謳い文句にする所みありますが、これはドイツの加工食品の品質競技会の事です。
フランケンの醸造所らしく、LagerやOriginalといった曖昧な名前のビールが並んでいます。バンベルク周辺でよく飲まれている「ラオホ」もラインナップされています。
僕の好きなヴァイスビアも「樽から(Von Fass)」出されるのが嬉しいですね。そして、そのグラスが美しい。
ヴァイスビア専用グラスお馴染みの形ですが、上から見ると八角形になっておりホールド感も普通よりもアップしています。もちろん「Goeller」のロゴ入りです。
一緒にいたクラウスは一目で気に入り、
「このグラスを買いたい」と店員に申し出ていました。
店では特に表示されていなくても、グラスを買うことができます。
今でも、彼はそのグラスを大切に使っています。
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