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2007年5月31日 (木)

街のシンボルを名に冠したビール!=Dom Brauerei@ケルン=

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Dom

日本でも購入可能なDOMドム・ケルシュはケルン市内の外れで醸造しています。
以前はKuppersの醸造所だったのですが、知らない間にドムが買っていました。

Dom_006_3 大手醸造所なので、その様相は「工場」です。僕の好きな小さな醸造所の対極にあるような迫力ですが、ここの良い所はその敷地内に直営のパブとビアガーデンを持っていることです。
大手ではあまりそういう醸造所はありません。


Dom003 工場とは道を挟んだ反対の敷地にあるパブの入口です。
天気の良い日はここにテラス席が設けられていますが、この裏手に大きなビアガーデンもあります。


Dom005_1

店内は軽く飲むだけのスタンド席のスペースと、しっかり食事をするためのイス席のスペースに区分されています。

ここでも一杯のケルシュを飲み終わると、店員がツカツカとやって来て、お代わりを置いていきます。止めない限り。


Dom004

古い設備がオブジェとして使われているビアガーデンです。ビアガーデンというと1Lジョッキを連想するかもしれませんが、ここはケルン、もちろん小さなケルシュを愉しみます。


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2007年5月26日 (土)

田舎町にあった「駅前旅館兼醸造所」=Brauerei Frischeisen@Kelheim=

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Frischeisen

ドイツ語で醸造所のことは「Brauerei(ブラウエライ)」と言います。
僕のドイツ旅行は、これらBrauereiを巡る・・というか振り回されている感じです。

さて、そんな中でもこの店の様に「Privat(プリヴァート)」が付く醸造所というのが、実に面白いのです。

Privatとは、その通り「プライベート」と同じことですが、決して個人の自家醸造ではありません。外部からの資本などに頼らず、自営業で成り立っている醸造所のことです。

RegensburgからKelheimを経てWertenburgの修道院へとドナウ川沿いの自転車道をひた走った話は以前に書きましたが、帰路はKelheim駅からRegensburgまで列車に自転車を乗せて来ました。
駅の近くで見つけたのが、このBrauerei Frischeisenです。

Frischen_2

自転車に乗り続けていたのでかなり疲れていたのですが、次は何時この街に来るのかわからないので立ち寄ることにしました。
その時一緒にいたドイツ人の友人は、僕よりも先にこの店の看板を見つけたようですが、疲れていたので寄りたくなかったらしく、僕の目をそちらに向けない様にイロイロと仕掛けてきました。
しかし、醸造所からの「匂い」は消えないのですね。
麦芽の香りに反応すると、この店がありました。

まだデジカメも無かった1998年の話。写真はこの一枚しか撮っていません。
(>_<)

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2007年5月14日 (月)

創業1514年。小都市の名店Brauerei Goeller@Zeil am Main

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Goellerdeck

冬のドイツは本当に寒いです。
比較的寒くはないとされているドルトムントでさえも氷点下20度(それ以下の日も!)になる日も何日ありました。最高気温が0度以下なんてこともザラです。

Zeil_map この街には、そんな寒い冬の日にやってきました。
ミュンヒェンで合流した友人と、クルマでドイツを縦断する形でドルトムントへ向かった時、彼の友人宅に立ち寄った際に近所にあった醸造所です。

街の名は「Zeil am Main(ツァイル・アム・マイン)」。
バンベルクからマイン川を少し下った所にある小さな街です。


Goeller

その近所に住む友人というのは、その時初対面でしたが、
「ビール好きの日本人がやって来る、と聞いたものだから是非連れて行きたい」
とこの醸造所Brauerei Goellerに併設されたパブ"Zur Alten Freyung"に案内してくれたのです。
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高い天井のホールに入るとコートがズラリと並んでいます。
寒い中、客達はトコトコと歩いてやって来て、ここでコートを脱ぎながら店内をグルリと見回し、目であちこちのテーブルにいる顔なじみに挨拶をしています。

連れてきてくれたAも顔なじみが何人かいるようで、あちこちに軽く挨拶をしています。
「ここのビールは美味いぞ!老舗だから雰囲気も良いだろ!オレはこんな店の近所に住んでいて、本当に幸せだよ!」

これが「ドイツがビール王国だ」と言われる所以です。
自分の身近にある醸造所やそのビールを、地元の人達が誇りに思っているのですね。
中には、20年間そのビールしか飲んだことが無い、なんて人もいますが。

さて、ここのビールはDLG(ドイツ農業協会)ゴールドメダルというお墨付きの逸品。最近は日本でもDLG受賞を謳い文句にする所みありますが、これはドイツの加工食品の品質競技会の事です。

フランケンの醸造所らしく、LagerやOriginalといった曖昧な名前のビールが並んでいます。バンベルク周辺でよく飲まれている「ラオホ」もラインナップされています。
僕の好きなヴァイスビアも「樽から(Von Fass)」出されるのが嬉しいですね。そして、そのグラスが美しい。

ヴァイスビア専用グラスお馴染みの形ですが、上から見ると八角形になっておりホールド感も普通よりもアップしています。もちろん「Goeller」のロゴ入りです。

一緒にいたクラウスは一目で気に入り、
「このグラスを買いたい」と店員に申し出ていました。

店では特に表示されていなくても、グラスを買うことができます。
今でも、彼はそのグラスを大切に使っています。 

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2007年5月11日 (金)

首都・ベルリンのガード下で、焼き鳥を楽しむ?

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Lemke

東京・新橋。
ガード下に並ぶ赤提灯からは焼き鳥の煙が漂い、腹が減ってもないのについつい暖簾を潜り・・・という人も多いでしょう。
もっとも、僕は静岡在住なので、平日に新橋をウロウロすることはありませんが・・(笑)

Lemke_bh

実はこんな場所が他にもあります。場所はドイツの首都ベルリン、アレクサンダー・プラッツ駅周辺のガード下には、なぜか「焼き鳥」の看板があるのですが、ここが1999年創業の醸造所「Brauerei Lemke」です。

Lemke_innen

オーナー氏は以前日本に滞在したこともある親日家で、その時味わった焼き鳥が忘れなかったのでしょう。
メニューにも「YAKITORI」の文字が見えます。

 

Lemke_bier

Lemke_sudhaus

時々頭上を通過する列車の振動を聞きながら飲む感覚は、ガード下の記憶とダブります。しかし、ここは地ビール王国ドイツ。テーブルに並ぶビールは店内に置かれた設備で作られたピルスナーと、「オリジナル」という名で販売されているデュンケルです。

Lemke_yakitori

やはり気になるメニュー「YAKITORI」を注文してみました。
来たのは大皿に載った串焼き(?)各種。
オーナー氏がドイツ人向けにアレンジした結果、こうなったのでしょう。
ここでは「日本の焼き鳥とは違うねぇ・・・」などと野暮な事は言わず、我らが誇る「焼き鳥文化」が海を渡って展開されていることを喜びつつ食べましょう。

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