特急の停まらない駅前にて〜Pott's@Oelde〜
ちょっとメジャー系が続いていますので、マイナー系を一軒。
友人のひとりがGutherslohという街に実家があり、そこの集落の祭りを見に行くことになりました。
祭りと言っても特別に何かする訳ではありませんが、地元民にとってはあちこちに散らばった家族や友人が一同に集まる行事なので、彼も随分と楽しみにしているようでした。
待ち合わせはOelde。古い駅舎に駅員の姿が見えません。
快速列車の停まる駅であっても旅客対応の駅員を置かない場合もあるのか、ルール地方にはガランとした雰囲気の駅が多いです。
ここはドルトムントから快速で1時間弱の所にある小さな小さな街で、駅前に一軒のPott's Brauereiという1769年創業の醸造所があります。この醸造所のビールは、ルール地方では結構メジャーなビールでほとんどの酒屋で「330mlキャップ付き」という特徴のある瓶ビールを取り扱っています。
僕のルームメイトでもあったトーマスが好きなビールのひとつで、何度か飲んだことがあります。
醸造所は商店街の入口のような敷地に建っています。
規模的には、僕が最近のライフワークで巡っているフランケン地方(バイエルン州北部)の田舎町にある醸造所とほとんど変わりませんが、商業的なルール地方らしく「ここが醸造所である」と言うことを誇示しています。
壁面には「ビールが出来るまで」が描かれており、その横のガラス越しに醸造設備を眺めることができます。
併設パブは時間が早すぎて入れず・・・・と思ったら郊外にデカイ工場を建てたようでした。
(1998・古い話で申し訳ないっす)
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