Zum Uerige〜ここから始まった!〜
「新聞が読みたい」
ドイツでの生活(なんだかんだと言って、もうすぐ10年前の話になってしまいます)で一番思っていたことです。
インターネットはあっても、自分のノートPCは持っていなかったので、大学図書館などでネットをすることはできましたが、日本語フォントなども問題もあり、完全には日本語サイトが読めなかった時代です。
そんな時はデュッセルドルフにある某館に行くと読めると聞き、さっそく会員登録をして図書室に入りました。
それからは、一週間に一度のペースでデュッセルドルフに通っては、新聞をまとめて読むことにしていましたが、それ以上の楽しみはアルトビールを飲むことでした。
アルトビールとは、下面発酵系のビールがほとんどのドイツにおいて、珍しい上面発酵系のビールです。古いという意味の「ALT=アルト」と名乗っていますが、製法的には下面発酵系よりも古い物です。
当時は「ビール好き」を自負していたものの、日本で缶ビールの飲み比べをする程度で、それほどドイツのビールは詳しくなかったです。
旧市街の一角に、人がわんさかと群がってビールを飲んでいる光景を目にし、近づいてみました。
そこでは人々が赤褐色のビールを美味そうに飲んでいるではありませんか。
さっそく僕も腰の高さほどの立ち飲みテーブルに空間を見つけ、ビールを飲もうと試みました。
店員が近づいてきたので注文をしようとしると、こちらが一言も発する前に、ビールグラスが目の前に置かれました。
あの時の衝撃は忘れません。
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