定番中の定番ホフブロイハウス@ミュンヘン
ミュンヘンに始めて行ったのは、学生時代1994年の事です。
この時は初めての海外旅行で、一ヶ月間の予定でヨーロッパ中を回りました。小学生の頃から旅に目覚めていた僕は、「学生になったらまずヨーロッパ」と常々思っていましたので、その念願が叶った初めての旅です。(その後アジア方面に興味が移っていきます)
キャセイ航空で降り立ったロンドンに数日間滞在した後、ドーバー海峡をフェリーで越えフランス・カレーへ。パリ北駅にちょうど居た夜行列車がハンブルク行きだった、という理由だけでドイツにやって来た時は、自分がこれほどまでにドイツビールを飲むことになるなど考えもしませんでした。
南下して辿り着いたのがミュンヒェン。
ユースホステルで居合わせた日本人学生と二人で、ガイドブックをみながら辿り着いたのが有名な「Hof Braeuhaus」です。
当時はもちろん他の資料はなく。「ビールを飲むならここ」と書かれたHBに行くしか選択肢はなかったのですね。
実は、僕がその後にWEBサイト「ビール文化研究所」を立ち上げたのも、これが原因だったのです。
他にもいろいろなビールを楽しむ場所がゴロゴロしているにも係わらず、その情報が無いという状況を何とかしたかったのです。
ナチの会合があったとか、観光客が多すぎるなどとイロイロと悪口を言われるHBですが、僕はオススメのスポットとして人に推します。
立地条件も良いし、土地の料理が食べられるし、旅人同士でイロイロな話ができます。(米国人、オーストラリア人、イタリア人、日本人が多いと言われています)
観光客なんだから良いんです。気にせずに他の観光客達と騒ぎましょう。
まず驚いたのは「ビールをひとつ」と注文すれば1Lジョッキが出てくることでした。まぁガイドブックを見て知ってはいたのですが、さらに驚いたのは意外とクイクイと飲めてしまった事でした。
1Lジョッキに入ってくるビール「ヘレス」も良いですが、この醸造所は写真右の「Weissbier(ヴァイスビア)」も美味しいと評判です。かつての王立醸造所だったHBでは、このヴァイスビアを独占的に醸造していました。
0.5L入りのスラリとセクシーなヴァイスビア専用グラスの底同士をコツンと当て、Prosit!(乾杯)とやるのが粋ですな。
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