緑のビアガーデン〜Augstiner Keller(アウグスティーナ・ケラー)
ミュンヒェン中央駅は櫛形と呼ばれる頭からツッコミ式のホームになっているために横に広く、駅に進入してくる列車は次々と枝分かれしていく線路をゆっくりと走り駅の構内に入ります。
ツッコミ式のホームでは、もちろん先頭部分が一番前に着きますので後ろの車両に乗っていると駅舎内のホールに入るまでの間、延々とホーム上を歩かねばなりません。しかし、このリュックを背負ってホームを歩いている時間が「旅をしている」という事を実感させてくれるので、結構好きな時間だ、という旅慣れた仲間も多いです。
さて、アウグスティーナの醸造所からは、その次々と分岐しているミュンヒェン中央駅構内を眺める跨線橋を渡って「対岸」へ歩きます。大河ほどの幅のある駅を渡る跨線橋ですから、その距離もかなり長く「対岸」という表現がピッタリです。
このエリアにはミュンヒェンビールの地位向上に大きく貢献したSpaten、日本でもお馴染みのレーベンブロイ、そしてアウグスティーナのビアガーデン「アウグスティーナ・ケラー」があり、ビールの都ミュンヒェンの核とも言えるエリアです。
アウグスティーナ・ケラーは緑の木々に囲まれた白い館と、その周りに並べられたビアガーデンで形成されています。
「ケラー=ビアガーデン」という言葉の図式が出来上がってしまっているミュンヒェンですが、ここの主役はビアガーデンではなく、その文字通り「ケラー(Keller=地下室)」であり、そこでミュンヒェン・ビールの歴史を感じながら飲むヘレスは格別な物です。
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