港町の古い醸造所==ドイツビール紀行2010(その13)==
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ブレーメンからハンブルクへ。ハンザ都市を渡り歩きます。
ハンブルクへ来るのは、数年ぶり。確かベルリンに行く途中に立ち寄っただけなので、數時間の滞在でしょうか。今回も、あまり時間がありません。予定としては、この日の夜行列車で発つまでの、やはり數時間です。
ハンブルクは大きな駅が二つあります。
まずは中央駅(Hauptbahnhof)、文字通りハンブルクを代表する駅ですが、その他にアルトナ駅(Hamburg-Altona)駅があります。
長距離列車はこちらを起点・終着にしていることが多いため、名前的には馴染みがあります。
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ブレーメンの旧市街地は小径が多く、もちろんそれらは歩行者専用。
と言うよりも、車は入ってこれません。
それどころか、どう考えても家と家の「隙間」にしか見えない所も、一応「小径(Gasse)」として機能を持っているようです。
市街地へと入っていく所で、車は通行止となっています。侵入できるのは、歩行者、自転車、路面電車(Strassenbahn)だけ。
ドイツでは中規模以上の街のほとんどに路面電車があり、住民の重要な交通手段として活躍しています。
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ブレーメンと言えば、世界的な醸造所Brauerei Beckがありますが、僕が興味を持って巡っているのはもっと小さな醸造所。
実は、旧市街地には小さな醸造所が一軒、ひっそりと佇んでいます。
それがSchuettinger Brauereiです。創業は1990年と実はかなり新しいのですが、
「Ereste Bremer Gasthausbrauerei(ブレーメンで初の醸造所レストラン)」と銘打っています。
Becksは巨大なビール工場。それに対しこちらは小さな醸造所レストラン。その表現は決して間違ってはいません。
ひっそりと言っても、場所は市庁舎やブレーメンの音楽隊の像から直ぐ近く。石畳の美しい路地にあり、場所は結構な観光地です。
より大きな地図で Bremen を表示
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さて、翌日。
ドルトムントからブレーメンへと向かいます。
ブレーメンを訪れるのは、何年ぶりでしょうか。記憶をたどると、まだドイツ留学中の事でしたので、10年程前になります。
ドルトムント、ブレーメン間はIC(Inter City・インターシティ)が一時間に一本の割合で出ており、所用時間は2時間弱です。主要幹線であるハノーバー・ベルリン方面はほとんどが高速列車のICE(Inter City Express)で繋がれているのに対して、こちらはMunster、Osnabrueckと北ドイツの都市を結びながらの路線です。
さて、一番上の写真はブレーメン中央駅(Bremen Hauptbahnhof)。
1900年頃に造られているので、110年ほどの歴史があります。
ハンザ都市であるだけあってかなり立派な駅舎で、風格という意味ではドイツでベスト3に入るのではないか、と個人的には思っています。
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元々ハンブルクはビール王国で、HOLSTENという世界的に有名なブランドがありま
す。
ハンブルクの他、ブレーメンやドルトムントといったかつてのハンザ都市は、その販
路を確保していたせいか、輸出により成長したビールメーカーが多いです。
HOLSTENはその名も「HOLSTEN Str」にありますので簡単に見つかります。
この日は他の醸造所を探していたせいもあり、延々と歩いてやって来ました。
何と言っても大メーカーです。当たり前ですが、巨大な工場とオフィスが建ってお
り、中に入ると制服を着たお姉さんが笑顔で迎えてくれます。
醸造所見学、というより工場見学は団体のみだといいますが、アメリカ人団体の予約
があり、かつ人数的にも余裕があるので、良かったらいかが?
といお姉さんは言ってくれました。ただし、スタートまで30分ほど待ってくださ
い、付け加え・・・。
む~、と迷ったあげく出した結論は「ヤメ」。
(実はこの後にちょっと約束があったのです)
ちなみにビールは町中で飲むことが出来ます。
醸造所で飲むことにこだわりを持っている僕ですが、ここまでデカイ醸造所ならば近くで飲んでも同じでしょう。と割り切ることにしています。
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大学街Hannoverには、縁あって数回訪れました。留学生として僕の卒業した(日本の)大学に来ていた学生が、この大学で助手をしていたのです。
この街にある大 学は、広大な敷地を持っているのですが、校舎は近代的なビルで、屋上には大きく「Universitaet(大学)」と書かれています。もちろん、その周辺には校舎が幾つもありますけど。
ドルトムント時代の友人ゾンニャがこの街に住んでいるので、旅のついでに立ち寄り、市内の醸造所Ernst Augstへ一緒に行きました。
ドイツには珍しく、中央駅の地下がそのまま商店街のように市内へ続いており、この店はそんな繁華街のすぐ近くにあります。
勇者の名を冠した醸造所名でありますが、店内あちこちに風船が飾られており、何となく安っぽい感じがするのは僕だけでしょうか?。
ビールは一瞬「ヒューガルテンか??」と思ってしまう香りと泡、そして色。
ドイツ人のくせにビール嫌いのゾンニャも、聞くところ、この店のビールならば飲める、ということで何回か来たことがあるということです。
そのビール嫌いのドイツ人は、この店でこのビールを3杯飲みました。
ビールは嫌いだと言いつつも、ヴァイツェンは好きらしく、家の冷蔵庫には何種類ものヴァイツェンが入っていて、僕からすれば立派なヴァイツェンマニアです。
もちろん飲むときは必ずヴァイツェン専用グラスに注ぎ、美しい泡を立ててから飲んでいるようです。
ビール嫌いのくせにここまでやるとは、さすがビール王国の国民!
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見事なバロック建築の市庁舎から徒歩5分。ハンブルクの目抜き通りであるBreichenの近く、運河を渡る渡るAdolphs橋のたもとにあるのがBrauhaus Joh.Albrechtです。
レーバー・バーンも賑やかな通りらしいですが、あの通りが華やかになるのは暗くなってからの話。(笑)
基本的にはどの店舗でも飲めるビールは同じで、濁りのあるピルスナーやヴァイスビアが楽しめます。
平日の昼間、そこで飲んだくれている客がいないのが田舎の醸造所と決定的に違うところです。奥ではなんだかハイソな感じのする老人達が会合しているようで、時々拍手が起きています。
もちろん、各人の前にはビールグラスがあるのですが、昼間からカードゲームに興じて起こる歓声とは違った響きです。
運河を眺めながらビールを飲むのですが、残念なことにその水があまり美しくありません。都市部を流れる小川ではなく、海から流れ込んできている水路、といった色をしています。
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Brauhaus "Joh. Albrecht"
Adolphsbruecke 7
20457 Hamburg
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