プレッツェルのお話
Bretzel(プレッツェル)は日本でもメジャーなドイツパンのひとつで、ビアホールなんかでよく出されています。
温めたプレッツェルにバターを塗って食べる事が多いんじゃないでしょうか。
さて、ドイツでも特に南ドイツでは、あちこちにこのプレッツェルが登場します。
テーブルに置かれた籠に入っていたり、または棒に突き刺さっていたり・・・・。
もちろん冷たいままです。
最初は「前の人の食べ残し??」と思うかもしれませんが、違います。
食べたければ、食べて良いんです。
ただし、忘れてならないのは、食べた事を申告すると言うことです。
店員さんがビールや食事を持ってくると、コースターの裏にあれこれと書いていきますが、そんな時に
「Ich habe eine Bretzel gegessen. (あ、プレッツエル1個食べたよ〜)」
と一言添えます。
最終的なお会計の時の申告でも、もちろんOK。
食べちゃった後だと無形な物なので、
「無申告でも分からないや」
などと考えてはいけません。これはマナーの問題です。
店員さんも、客が入れ替わったら籠に何個揃える、と言った様にしていると思いますので、
数が減っていれば質問してきます。
もうひとつ、注意があります。
それは食べていないのに伝票に加算されている場合がある、という事です。
原因は、店員さんの間違いがほとんどですが、客が入れ替わった時の補充を忘れ、最終的な会計時にプレッツェルの残り数を数えて、その代金を加算してしまうミスです。
伝票が来た時にしっかりとチェックして、
「Ich habe keine Bretzel gegessen.(あれ、プレッツエルは食べてないよ)」
と告げます。
店員さんも多少のミスはありますので、全て笑顔で会話するのが楽しいビール紀行のコツ!
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