街外れの小さな醸造所〜KommunBrauhaus〜
駅周辺から旧市街にかけて、EKUの看板を掲げた居酒屋やレストランを何軒も見かけた。
街中に地元のビールが溢れるってことが、さすがビール王国ドイツを思わせる。
その醸造都市の片隅に、小さな醸造所があるので行ってみた。
ここは数年前まで蒸留酒を生産していたそうだが、設備を投資してビールの生産も始めた。
Kommun Brauereiという名は、どちらかというと地元の醸造連合と言った意味合いが強いが、ここはそのような形態ではない。
生産量の少ないビールは基本的に近所で消費されている。
ちょうど友人の結婚式に行くのだ、という青年がビールを買いに来た。
開閉式の栓が付いた1L瓶が、木の箱に入っている。
もちろん、箱も瓶も簡単にリサイクルができる。
もらった友人は、空けた瓶を持ってこの醸造所に来ては、新しいビールを交換していくのだろう。
昼間からビール漬けの近所のオジサン二人。
何も食べずひたすらビールを飲み続ける。
ちなみに、ここのビアガーデンは、陶器でなくガラスのジョッキであった。
暑い暑い。
この5月のドイツは暑かった。
オジサンも思わず新聞紙を頭に載せ避暑。
ビールはグビグビと進む。
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