« 街道外れの小集落Trebgast | トップページ | 食べ物を持参する人々 »

2006/08/02

Trebgastの醸造所Haberstumpf

>>前回の続き

Trbgast_003_1Brauerei Haberstrumpf/Trebgast

醸造所の敷地内には、ドイツのビアガーデンでは超定番の緑脚テーブルが何個か置かれており、数人がビールを楽しんでいた。
僕等に気が付いたそのうちの一人が、
「ビールだね」
と良い醸造所の対面にある木造の小さな小屋へ入っていった。彼がここのオーナーらしい。

Treb_innen05_1ビールは何があるのか、と聞いてみると
「今の時期はピルスとZwickelbier(ツヴィックルビア)だ」
との返事があった。
Zwickelbierはこのエリアではたまに見かけるビールである。
難しい名前が付いてはいるが、その実態は酵母の残った下面発酵ビールである。
フレッシュな状態で楽しむビールのため、一般的には瓶詰めされることもなく、地元の人々で密かに楽しまれているというビールだ。

・・・実は、こういうビールを飲みたいが為にビール紀行をしていると言っても過言ではない・・・

Treb_aus06僕はもちろんZwickelbierを注文した。

木造の建物は小さな食堂の様な雰囲気で、テーブルが何席かあるものの、天気の良い日は100%の客が外でビールを飲むのでガランとしている。

これから夏が来ると、さらに階段を上がった所にあるビアガーデンをオープンするのだ、とオーナー氏は胸を張った。
ビールを飲み終わったらちょっと行こうか、と嬉しいお誘いも。

Trbgast_bier_1こんもりとした泡が載ったビールが運ばれてきた。
凄い、凄い泡である。やりはしなかったが、一円玉は間違いなく乗るだろう。
樽出しのみのビールだからちょっと感動しながら飲んでいると、地元のオッサンの一人は何と瓶ビールを飲んでいるではないか。(!)

Treb_aus05「あれ?そのビール何??」
と聞くと
「オレはいつもラーガービアだ!おい、お代わり!!」
と言い4本目のビールが運ばれてきた。

樽からしか飲めないビールではなく、瓶詰めしてちょっと熟成させたビールを好む人もいるのだ。さすが、ビール王国ドイツ。
ビールの飲み方にも十人十色の好みがあり、それに応える環境がある。

「家で飲んでも同じ味だろ?」
というと
「ここでみんなと飲むのがいいんだ!」
と非常に説得力のある返事が返ってきた。なるほど。

続く>>

|

« 街道外れの小集落Trebgast | トップページ | 食べ物を持参する人々 »