金色堂と覆堂
世界遺産への登録で一層の注目を浴びている中尊寺ですが、以前からずっと不思議に思っていたことがありました。
それは、金色堂は何時から屋根に覆われていたのか、と言うことです。
京都の金閣寺については、金ピカがそのまま露出されているのですが、金色堂はJRのポスターでもガイドブックでも掲載されているのはコンクリート造りの覆堂(さやどう)のみ。
いくら金色堂が撮影禁止とはいえ、これじゃ世界遺産に相応しくないのではないかい?・・・・というのが個人的な感想。
実際に足を運んでみると、その内部にある金色堂には圧倒されます。
これを維持するには雨ざらしでは到底無理な話・・・と言うことを建設当時にも考えたのでしょう。
1124年に建造された金色堂は、その数十年後に霧よけ的な物が建てられ、1288年には覆堂が建てられていたそうな。
写真は金色堂から少し離れた所にある旧覆堂。
こっちの建物の方が貫禄があって気に入りました。
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