春は「あけぼの」
青森からの休日移動があったので、「あけぼの」に乗ってみました。
日本に残る最後の「寝台特急」のひとつです。
他にも北斗星やカシオペア、トワイライトエクスプレスなどもありますが、「乗車」を目的とされるそれらとは違い、もっと地味な存在。
しかしながら、寝台特急そのものの存在が絶滅に近づく中、それなりの注目を集めています。
写真に映る橋梁の付近には、旧青函連絡船の八甲田丸がいます。
かつては北海道から渡ってきた人が、ここで上野行きの夜行列車へと大荷物を抱えて乗り込んだのでしょう。
「あけぼの」の青森駅発車時刻は18:22。上野駅到着は翌朝の6:58。
実に12時間以上の乗車時間です。
ちなみに、隣の新青森駅から東京への最終列車は19:33発の「はやて」。
23:08には東京駅に到着します。
12時間を過ごす車内ですから、個室を・・・・と「B寝台個室ソロ」を予約してあったのですが、う〜ん、何だかカプセルホテルよりも狭いです。
ここに12時間は精神的にかなり辛いし、展望が片方向だけなので、あまり風景も楽しめないじゃないですか。
幸い車内はガラガラに空いていたので、車掌さんに頼んで一般のB寝台へ変更・・。
やはりこちらの方が広くて快適。
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