LCCでの旅
昨年末に羽田空港が国際化されてから、枠の空きそうな成田空港がLCC枠を増やすなどの報道で、「格安航空会社(LCC)」一般の人の目にもが着くようになってきました。
まずは米国、続いて欧州で発達したこれらのLCCは、あるコストを削減する事で運賃そのものを安くする航空会社です。
もちろん、そのコストとは、安全に関係の無い物です。
真っ先に削減されるのは「サービス」。
多くはフライト時間が1〜2時間の短距離フライトなので、機内食やら飲み物のサービスはカット。飲食がしたければ搭乗前に買うか、離陸後の機内販売で買えば済みます。
これにより、飲食物のコストだけではなく、それを配布する人員が削減できます。
場合によっては困った削減は「空港発着料」。
メジャーな空港ではなく、ちょっと街外れ(場合によっては僻地・・・)の空港を使うことによって、それを削減します。
または、発着料の安い時間帯に飛行機を付ける、という技もあります。
利用者は延々とバスに乗って行くか、深夜早朝のフライトを余儀なくされます。
(ちなみに成田の通さはそれらの空港に匹敵するのですが、アクセスが既に出来上がっているためそれほど不便は無いのですが、これが本当にアクセスの悪い空港だとアウトです)
と、いくつかのデメリットもありますが、
破格的な安さは魅力的で、よくよく考えてみたら大した事じゃないですね。
機内での飲食なんて、列車での移動の際に事を考えれば事前に購入したり、車内販売なんて当たり前の事ですし、遠い空港ならばそこまでの旅路も楽しんでしまえば良い!
さて僕自身、2006年に新婚旅行の際にLCCを利用しています。
ケルンからクロアチアの港町リエカへ、復路は首都ザブレグからケルンへ。
実際の所、ケルン・ボン空港は市内からUバーン1本で行ける好立地。早朝のフライトでしたが、その分現地に早く着き、一日を楽しめました。
気軽にアジアへフラリと出かける。
そんな時代になることを期待しましょう。
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