代表からの引退と1998年のバッジョ
30代とはいえ、まだまだ若い選手が「代表引退」というのを決めるのは、ちょっと残念です。
もちろん、自身の体力とか、家族との時間とか、様々な理由があるかもしれませんが。
反対に、代表への執念を見せてくれたのは、元イタリア代表のロベルト・バッジョでした。
前回の1994アメリカ大会では決勝でPKを外して涙を飲んだものの、大活躍。
ただし、1998フランス大会に向けての代表にはあまり呼ばれず。
自身もミランへの移籍で出場時間が限られていたため、思い切って中堅クラブのボローニャへ移籍。
決して強くは無いチームでゴールを量産し、ギリギリのタイミングで、かつ「デルピエロの控えだよ」という条件で代表に選出されたのでした。
で、本大会になるとデルピエロが故障したために、またまたバッジョが大活躍。
(結果はベスト8止まり)
僕にとって、90年代のベストプレーヤーの一人です。
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コメント
松阪牛さん>
かつて、マルディーニ辺りが「代表引退」って言っているのが、しっくりきましたね。
投稿: 小林麦酒 | 2010/07/05 06:35
>ただ、ちょっと考えて欲しいのは、「次の監督の構想に入るかはわからない」という事。
仰る通りで!そう考えると、こういうセリフはレギュラークラスしか言ってはいけないんだね。
投稿: 松阪牛 | 2010/07/04 22:48
松阪牛さん>
木村が出てきましたね。でもダメか。
ただ、ちょっと考えて欲しいのは、「次の監督の構想に入るかはわからない」という事。
なのに「代表引退」とは?
あ、「もう選んでくれるな」「俺を構想外にしてチームを作ってくれ」って意味かな。
ベトナム駐在員さん>
ジョン・バーンズか、懐かしい。
日韓大会のときには、90年の優勝メンバーの一人、トーマス・ヘルマーは掛川に来ていました。
声かけたら、「え?俺の事知っているのか?」って驚かれて、そのままドイツ語でインタビューを受けました。(笑)
投稿: 小林麦酒 | 2010/07/04 08:02
ベトナムでWカップを見ています。
少し太ったジョン・バーンズが、饒舌に解説をしています。懐かしい。
投稿: ベトナム駐在員 | 2010/07/04 00:58
2002W杯時にトルシエが「彼はベンチにいる選手ではない」と言っていたが、やはりトルシエはプロの監督(一流ではないと思うが…)。彼の本質、それも変わらない本質を見抜いていたんだね。
正直「未だ頑張ります」と空威張りでもしてくれるかと期待していたんだけど、ダメだった。
マリノスでの彼の地位も危ないと思うよ。木村和司が説得したらしいけど、受け付けない。監督の立場からすれば、「(代表・クラブを問わず)チームの為に働く意欲のない人間」ってのは、爆弾だから、早いうちに切られそうな予感が…
投稿: 松阪牛 | 2010/07/03 19:28
松阪牛さん>
僕が言いたかった事を見事に書いてくれました。(笑)
あのときのバッジョは、本当に凄かったです。
投稿: 小林麦酒 | 2010/07/03 17:20
そうだよね。初戦のチリ戦でPKをもぎ取っていたんだよね。
ただね、バッジオと彼が違うのは、バッジオは控えでも必ずチャンスが来ると考えて準備をする事のできる人物(超一流)だったと思うんです。
でも彼は「スタメンじゃなきゃ嫌だ~」でしょ?無理だって。何の為に代表になるのかという事より自分のプライドが優先するような人物には絶対無理!
投稿: 松阪牛 | 2010/07/02 12:16