2007/02/12

電話が無い!!!〜クロアチアからドイツへ!

前の続き
Ice02 ケルンに到着後はちょっと忙しかった。
まずドルトムントへ向かうのだが、空港から直接行くICE(インターシティーエクスプレス=超特急?)には乗れず、一度中央駅へ。
ここでタイミング良くやって来たIC(インターシティー=特急)に乗りドルトムントへ。ここで友人に電話をしようと思ったが、日本と同様、携帯が普及してきたドイツには、極端に電話が少なくなっているではないか。
さらに、ICEならばあるはずの電話が、旧型の客車で運行されるICにはない!

到着後、急いで電話をすると、
「なんだ、もう駅か!直ぐ行く!」
10分ほどしてやって来た友人の車で行く先は、市内の某グラウンド。
ここでトレーニングをしているボルシア・ドルトムントU13の面々に会うためにやって来たのだ。

このチームが06夏に来日した際、縁あって一週間同行した。
その時既にこの旅を行うことは決定していたので、今回会う約束をしていたのだった。
一応コーチ陣には「行くよ」と伝えておいたのだが、選手達には言っていなかったらしく、練習を終えた彼等は
「あ!あれ!?」
と一同に驚いたこと驚いたこと。

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2007/01/31

クロアチア紀行21〜空の旅は自由席〜

Dsc02088_1 ザブレグを離れドイツに向かう。行き先は出発地と同じくケルン・ボン空港であるが、復路はGerman Wingを利用。
この空路。キャンペーンのため今回のお値段は「0ユーロ」(笑)
これに燃料チャージや空港使用料、税金が入って30ユーロ程の金額である。
1ユーロ150円と換算しても4500円であるが、航空運賃自体が0ユーロであるためか、妙に高く感じるのは僕だけ??

行きにケルン・ボン>リエカを利用したHapag Loyd Expressの方がちょっと安かった。

Dsc02103 さて、ザブレグ空港でチェックイン。前回同様、持っているのは予約確認のメールをプリントアウトした物だけ。これをカウンターに出し、直ぐにチェックイン完了。
なぜこれほどまでに時間が掛からなかったかと言うと、座席の割り振りとか調整とかが無いため。要するに自由席なんだ、これが。(笑)

出発ロビーでは、搭乗時間が近づくにつれ、乗客がジワジワと入口に近づいてくる。
より良い席に座りたい、という人の性は古今東西(?)同じ事。


Dsc02094 機内ではもちろんサービスなんて物は無い。来るのは「機内販売」である。
座席ポケットには、セキュリティ関係の書類や免税カタログと一緒に「機内販売のメニュー」が置かれている。



Dsc02101街角のサンドイッチ屋より少し高い程度と良心的な価格なので、一個食べる。
なお、バスターミナルに行く時になぜか中央広場で「オレンジジュースの試供品」を配っていたので、それを4つ貰ってきた。
機内ではこれを飲む。(笑)

Dsc02091 2時間ほどでケルン・ボン空港に到着。
安くても普通に飛ぶし、普通に着く。余計なサービスと経費を抑えたこれらの航空会社はこれからももっと利用しそう。

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2007/01/24

クロアチア紀行20〜ザブレグ・朝の市場〜

Dsc_0204_1ザブレグの街の中心には毎朝市場が開かれる。
階段を登った上段にあるのだが、実はこの下段が肉や魚を扱う生鮮市場。

サッカーのピッチほどの広さで、ドイツだったら小都市の市場と変わらない大きさだろう。

キロ単位が基本なので買い物客はプロばかりかと思ったら、意外と一般の人も買っている。







Dsc_1142 市場の雰囲気は大好きで、あちこちの街で出かけていく。「Markt」という住所が何百年も前から示されている場所が、未だにMarkt=市場として利用されているのがいかにもヨーロッパらしい。


Dsc_1153 近隣の農家が毎朝野菜を持ち寄り売る。
日本のあちこちに未だ残る朝市の基本は行商のオバサン達担いできた野菜や魚だった。これが最近、直売所に舞台が移り変わってきているものの、やはり人は直売野菜を欲しているのか、どの店も結構繁盛しているようである。

Dsc_1127_1 写真をパシャパシャと撮っていたら「おい、これ食べるかい?」とオジサンがニンジンをくれた。小さくてかなり硬いニンジンであるが、すごく甘い。

「どうだ。美味いだろ!」
と誇らしげに微笑むオジサンをパシャリ!

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2007/01/17

クロアチア紀行19~ザブレグ・路面電車の走る街~

Dsc_1194 ヨーロッパの諸都市と同様、ザブレグにも路面電車が走っている。

バスターミナルから町の中心部へ向かうには、これを使うのが一番速くて安いので使った。

(そう、路面電車は速くて安くて便利だから普及している)

専門的な事は言えないが、路面電車が渋滞に巻き込まれない最大の理由は、歩行者天国を走る権利を持っているからではないか、と思う。

比較的規模の大きい街の中心部には、自動車乗り入れ禁止区域があるが、路面電車は対象外。

こちらの感覚だと危ないように感じるが、あちらの感覚では徒歩利用者にとって一番身近な乗り物、と言うことで対象外になっているのだろう。
(しつこいようですが、専門的な事は知りません)

Dsc_1187 さて、ザブレグの街にあるもうひとつの公共交通機関がこの「ケーブルカー」だ。

路面電車と同じカラーで塗られた車体が、坂の上と下を行き来しているが、その所要時間は数秒。

ちなみにここを歩いて登ると数十秒である。

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2007/01/16

クロアチア紀行18〜闇のザブレグ〜

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Dsc_1050

 

ザブレグの街は首都らしからぬ落ち着きで、夜も静か。
一段高い所に旧市街があるので、少し散歩をしてみる。

Dsc_1081 このエリアの店は軒並み閉まり、活気が無い。
ちなみに、こんな普通の庶民街近くに国会議事堂などがあるのが面白い。

ここは議事堂から200mくらい。


Dsc_0189_1 画面奥に見えるのは階段で、ここから一段上のエリアに登れる。
この近くの店に入り、ローカルな食事をしようと考えた。
ドア一枚とメニューだけのシンプルな入口が、なんとなく内陸っぽい(?)

Dsc_1098 「この地域の食べ物」の欄から選んだら、ベーコンステーキの様な物が出てきた。
日本のハンバーグの様に目玉焼きが載っている。



***航空券からホテル予約まで***

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2007/01/13

クロアチア紀行17〜ザブレグに到着〜

Dsc02042やっとの事でザブレグに到着。
本来ならばここに朝8時前に到着する予定だったが、今は午後3時過ぎ。
すっかり西日が差している。

首都の空港だけあってナショナルフラッグのクロアチア航空機が何機か駐機している。
リエカのローカル空港とはちょっと違う。

Dsc02044 でも、入国〜荷物のピックアップまでの流れは同じようなもので、ただ人が多かったから時間はかかったものの、極東の島国にある空港なんかよりは良いが・・・。




Dsc_1042 バスは町外れにあるザブレグ・バスターミナルに到着する。
街に出たいのだが、ここで本日の宿探しをしなければならない。

公衆電話の前でガイドブックに載っている何軒かの宿をリストアップし、電話を掛ける。

基本的に電話は嫌いなのだ。
相手の顔が分からないと何となく不安だし、言葉の問題もある。
まず一軒目は×。
「今日は一杯です。」
はい、そうですか。じゃ次。
「今日泊まれますかいな?」
となぜかイタリアに面したクロアチア沿岸部で、ほぼ標準的に使われていたドイツ語で電話をすると、ドイツ語を話すオーストリアに近いこの街では
「English Pliese」
と言われた。
Dsc02068 あまり得意でない英語で話すと
「OK,あるよ。」
との事であった。ふぅ〜、これで本日の仕事(?)は終了。
宿は街の中心近くにあるジビエ・レストランが所有していた。人が普通に食事をしているレストランを通り抜けていくとレセプションがあった。

ちなみに、レストランは高そうだったのでパス。

↓こういうところで最初から予約していけば問題ないのだが・・・・。

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2007/01/07

クロアチア紀行16〜なぜかバス旅?〜

Dsc01947しばらく待っていると
「夕方の便へ振り返るか、Spritまでのバスを走らせるから、Sprit空港からの振替便に乗ってくれ」
とのアナウンスが入った。

「バスって何時間かかるんだ?」
とホワイトカラーの航空会社職員に聞くと
「5時間」

5時間ってあっさり言うなよ、とツッコミを入れたくなった。
15時間南下して来たのに、飛行機に乗るためだけに5時間!
そして大雨の中待っていたが、バスが出る頃には何となく天候が回復してきた(笑)。

しかし、バスからはドゥブログニクの街並みが一望でき、なかなか良い。

Dsc01979 1時間も走り、ボスニア・ヘルツェコビナ国境を越えた辺りでは、すっかり晴天に。

道端にはみかん売りの簡易店舗がならび、日本の海岸線を走っている様だ。



Dsc01988 何日か前に通った海岸線を今度は反対方向に走る。
日が進行方向後ろから差すので、景色が綺麗に見えるが、この様な風景もずっと続くと何となく飽きてきた。



Dsc02011 5時間かけてスプリット空港に到着。
数十人いた日本人団体の皆さんは、疲労困憊の様子だ。こっちもかなりつかれた。
やっとチェックインも終わり、ほとんど待つことなく機内へ。



Dsc02021 小さくても清潔感のあるスプリット空港。
英国航空なども駐機しており、それなりにヨーロッパ各地への便もあるようだ。
そういえば、僕もクロアチアのどこに降りるかを決めている時に、スプリットを候補に上げていたっけなぁ・・・、と考えていると離陸した。

Dsc02029 美しい海岸線。
ここから内陸に向けて進路を取るのだが、段々と山岳地帯が姿を見せる。

さて、水平飛行に入ったら、機内サービスが始まった。
クロアチアへの往路に使った航空会社にはそんなサービスはなく、「機内販売」のみだったので何となく嬉しい。

コーヒーでも飲もうと思ったら、ワゴンの上にはエビアンのボトルしか置いていない。
サービスは水一杯のみ(T_T)

水を飲み干すとザブレグに到着した。

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2007/01/02

クロアチア紀行15〜アクシデント勃発〜

Dsc01926ドゥブログニクから首都ザブレグまでは1時間弱のフライトである。
最初はロヴィニから北へ行くつもりだったのだが、縦断バスを見つけたので南下して来てしまった。再び北上するのにまたバスというのも時間的、体力的に厳しい為、ロヴィニでドゥブログニク・ザブレグ間のチケットを購入したのだ。

朝6:40発とかなり早いが、次の便だと夕方4時過ぎなので遅い。
宿のオバサンに送ってもらい、街の南方面にある空港に到着。どこにいたのか、日本人団体一行がいる。
ここはクロアチア観光の目玉なので、リエカの様に無骨な空港ビルではなく、狭いながらも綺麗に整備されている。ルフトハンザやオーストリア航空が乗り入れており、日本からの乗客はこれらの航空会社で日本からアクセスできるのだ。

Dsc01935 さて、空港に着いたのは良いが天気が悪いのだ。雨と風がちょっと強い。
不安に思ったが無事にチェックインでき一安心。小さな空港らしい雰囲気のカフェでエスプレッソを注文し眠気を覚ます。



さて、アナウンスが入った。そろそろ搭乗だろうか。搭乗してしまえば8時頃にはザブレグだ。

Dsc01936 英語でのアナウンスは、ウェザーが何とかウインドが何とか、キャンセルが何とか言っている。

ん?キャンセル!?
遅延ではなくキャンセル!?


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2006/12/29

クロアチア紀行(14)〜山の上の地雷〜

Dsc_0980 長くヴェネチア、オスマン・トルコといった強国に囲まれながらも独立を続けたこの街を支えたのが「海上貿易」と「政治的な交渉力」言うことだが、港は意外なほど小さい。

城壁を抜けるとその小さな港へ出た。

Dsc_0988 像の鼻のように伸びた港の先端は、ベンチが置かれており、アドリア海を行く船を眺める事が出来る。海賊船の様な物が見えたが、観光船だった。



Dsc_1013 さて、街のどこからも見えるのがスルジ山である。かつてはロープウェイにより山頂の展望台まで登り、この街を見下ろすことが出来た。
しかし、今では車道は残っているものの、ロープウェイは爆撃を受けたままの廃墟と化しており、使われていない。

山にはまだ地雷がかなり残っているという。
戦争はホンの十数年前の話で、たしか僕は高校生だったかな?
こういった物を目の前にするとテレビを通じて見た記憶が甦ってくる。

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2006/12/25

クロアチアに行った(その13)〜Dubrovnik

Dsc_0953 15時間狭いバスに閉じこめられ、あまり眠れなかったため、宿に着いたら寝てしまった。

もの凄い青空なのに勿体なかったが、起きたことには既に西陽が傾いていたので、町歩きは翌日に回すことに。

この街は、世界遺産にも指定されている街で、クロアチア観光の目玉である。
「アドリア海の真珠」などと異名を取るのだが
その名に負ける事の無い景観だった。特に、(写真で見る)丘の上からの風景は、アドリア海に張り出した半島がそのまま城壁になっており、真っ青な海と赤い屋根が調和している。

Dsc_0961_1 記憶に新しい独立戦争では、写真の地図の様に、かなりの部分が戦禍に遭い、一時は世界遺産から抹消される可能性があった訳であるが、景観を形成している石材の加工技術から復興させ、瓦礫の中から使える石は再利用し、街並みを見事に復活させた経緯がある。

まだ、所々に廃墟が点在しているのがちょっと痛々しい。
Dsc_0184






Dsc_0942 ちょっと路地に入ればカフェやレストランが道に張り出して営業している。
素朴な感じがするが、やはりここは一大観光地なので、値段はちょっと高めかな、と感じた。

メニューも英語、ドイツ語、イタリア語、日本語と各種取り揃えている所が多く、
「イラッシャイマセ」と日本語で客引きする店員も多い。







Dsc_0174 街の風景の一こま。
この日は11月1日で、何とヨーロッパ中が休みの日。
グルリと歩ける城壁は、ガイドブックには「年中無休」と書かれているのに「休み」!


街の中をウロウロし、時々休んでは写真を撮る。(ちなみにこの写真、ホワイトバランスを調整し忘れた・・・)

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